『プロジェクトUFO』(1978-1979)

日本ではテレビ神奈川、千葉テレビなどのローカル局でしか放送されなかったので、この作品を実際に見たことがあるという人は少ないのではないでしょうか。有名なプロジェクト・ブルーブックの報告書をベースにしたアメリカのTVシリーズで、『X-ファイル』の元ネタとも言うべき作品。毎回UFO事件に遭遇する主人公が、あと少しのところで決定的な証拠を掴めないままUFOを逃がしてしまい、「UFOめ、次こそは必ず正体を突き止めてやるぞ」というお決まりの台詞で幕を閉じるという作品でした。

これは楽しかったです! 毎週楽しみに見てました。現在(これからもか?)日本で見る事が出来ないのが残念。

ロビー?が登場するのは『宇宙ロボットの襲撃』というエピソード。
野宿をしていたある男性が、森の中にUFOが着陸するのを目撃する。そのUFOから現れるのがロビーもどきの不気味なロボット。
ロボットに追いかけられた男性が木の上に逃げると、その木の根元までやってきて木を揺さぶるというシーンが当時ものすごく怖かった。
結局このロボットは実在の証拠が不十分で、男性の幻覚だったのかもしれないという事で事件は未解決のまま終わることになる。

『プロジェクトUFO』ではでっち上げのUFO事件以外は、全ての事件が未解決で終わってしまうのです。見方を変えれば、未解決の事件は「全てが事実であった」という事。

これ、明らかにロビーだが、やっぱり不気味だ・・・

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