イヴェット・ミミュー(Yvette Mimieux)

『タイム・マシン』(1959)のイーロイ族の娘ウィーナ役。
未来の無気力な人種イーロイを演じていたのですが、子供のように無垢な目をしてて、とっても可愛かった。こういうのを白痴美って言うのでしょうか?

でも、主人公のジョージと接しているうちに彼に恋心を抱くようになって、だんだんと知性的な容貌に変わってくるんですが、その時に見せた笑顔がまた可愛い。純真無垢な女性の役柄だが、違和感はありませんでした。
この配役は大正解だと思う。この人、生まれが1942年だから、『タイム・マシン』の時はまだ17歳だったという事・・・これにはびっくり。

同じジョージ・パル作品の『不思議な世界の物語 』(1962)にも出演してました。王宮を抜け出して毎晩ダンスに興じているお転婆なお姫様の役で、『タイム・マシン』の時とはまったく違った印象でしたが、やはり可愛かったです。

ディズニーの『ブラックホール』(1979)にも科学者役で出演していたのですが、イヴェット・ミミューということに全く気付かなかった。この当時で37歳という計算になるのだが、50歳位のおばさん女優だと思っていた(苦笑)。これは気がつかない方がよかったかもしれない・・・

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