水爆と深海の怪物(1955)
IT CAME FROM BENEATH THE SEA

★スタッフ★
監督:ロバート・ゴードン
製作:チャールズ・H・シニア
製作総指揮:サム・カッツマン
脚本:ジョージ・ワーシング・イエーツ、ハル・スミス
撮影:ヘンリー・フルーリッチ
音楽:ミスカ・バカレイニコフ
特撮:レイ・ハリーハウゼン

★キャスト★
ケネス・トビー(マシューズ艦長)
ファイス・ドマーグ(ジョイス)
ドナルド・カーティス(カーター教授)

ハリーハウゼンが長年のパートナーとなるチャールズ・シニアと出会った記念すべき作品。核実験の影響でサンフランシスコに突如出現した巨大ダコの恐怖を描き、当時のモンスターブームに乗りヒット作となりました。

当時ハリーハウゼンは『おとぎ話シリーズ』を製作しており、どうしてもシリーズの6本目を完成させたかったのですが、旧友から「ゴールデン・ゲート・ブリッジを破壊できるくらいの巨大なタコの出てくる映画を作ろうとしている若いプロデューサーがいる」という話を聞き、挑戦のしがいがあると感じたハリーハウゼンはそのプロデューサーにとりあえず会ってみようと考えたのです。

そして出会ったプロデューサーというのが、ハリーハウゼンの長年のパートナーとなるチャールズ・H・シニアというわけです。