地球へ2千万マイル(1957)
20 MILLION MILES TO EARTH

★スタッフ★
監督:ネイザン・ジュラン
製作:チャールズ・H・シニア
原案:レイ・ハリーハウゼン、シャーロット・ナイト
脚本:ボブ・ウィリアムズ、クリストファー・クノプフ
撮影:アーヴィン・リップマン、カルロス・ヴェンティミリア
音楽:ミーシャ・バカレコフ
特撮:レイ・ハリーハウゼン

★キャスト★
ウィリアム・ホッパー(コールダー大佐)
フランク・プーリア(レオナルド博士)
ジョーン・テイラー(レオナルド博士の孫娘マリサ)
トーマス・ブロウン・ヘンリー(マッキントッシュ将軍)

この映画の監督は今後多くの作品を手がけることになるネイザン・ジュラン。イーマのデザイン、動きはこの作品以降のモンスターの基本となるものです。

当時、休息の必要を感じていたハリーハウゼンはヨーロッパ旅行をしたかったのだが、長期休暇をとるほどのゆとりがなく、ヨーロッパでのロケが必要な映画の脚本を考えていました。元々この物語の舞台設定はシカゴだったのですが、ハリーハウゼンの希望もあり舞台はローマに変更され、ヨーロッパでのロケが実現。そして、ローマの見光名所を舞台にしたモンスター映画が作られることになりました。

自分がヨーロッパ旅行をしたいがために、ロケ地をローマにするとは・・・ハリーハウゼンの影響力の大きさを知らしめるエピソードだ。