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謎の空飛ぶ円盤

『謎の空飛ぶ円盤』(1950)は、マイケル・コンラッドが監督、製作、脚本、主演の全てを一人でこなした作品。

と聞けば、これはもう絵に描いたようなB級映画であるという事が分かるわけですが・・・

注目すべきは、この作品が製作された年。

1950年といえば「空飛ぶ円盤(UFO)」という概念ができたケネス・アーノルド事件からわずか三年後。

それでは「空飛ぶ円盤」が初めて映画に登場したのは? と考えてみたところ・・・

テレビ・シリーズでは『Bruce Gentry』(1949)という「空飛ぶ円盤」が登場する連続活劇が存在したようですが、映画としてはこの『謎の空飛ぶ円盤』が最初ではないかと。

たぶん

しかもこの作品が作られたのは、まだSFブームが本格化する前の事です。UFOという題材を扱った最初の主要作品であり、SF映画史にその名を残していても不思議ではない映画のはずですが、その類の本やビデオでこの作品を目にする事はほとんどありません。

それは何故か?

実際に映画を見てみると、その理由が分かるような気が・・・

アメリカ合衆国の全域で目撃される空飛ぶ円盤。ワシントンD.C.に呼び出されたマイク・トレント(マイケルコンラッド)はその謎を解明するため、女性エージェントのヴィー・ラングリーと共にアラスカへと向かう・・・

といった内容なのですが

オチを最初に言ってしまうと、これは他の惑星から飛来した円盤ではなく、ソ連が極秘に開発していたもの。


つまりこの映画は、侵略物でもなければ宇宙SFでもなく、どちらかといえばスパイ物に近い作品なのです。

ある意味これは興味深い、というか非常に珍しい映画ですね。

たしかにUFOが目撃され始めた当時は、宇宙人の乗り物という考え方とは別に、どこかの国の秘密兵器なのでは、という説も多かったようですが、実際にこういう設定の映画が存在していたのは驚きです。

それでも内容がよければ、まだ救われたのでしょうが・・・

見せ場であるはずの円盤の登場シーンがトータルでも数十秒程度だったり、格闘シーンがわざわざ相手のパンチを待っているのか、というほどわざとらしかったり、もう書くのが面倒くさいほど全てが酷い。

これでは、映画史に名を残すどころではありません。

ただ、当時の目撃例を忠実に再現したと思われる円盤の飛行シーンは結構迫力がありました。

えーと、

この作品、全く楽しめなかったのか、というとそんな事はありませんでした。

最大の見どころは、この映画全編で見られるアラスカの風景。

このアラスカのシーン、主人公がちゃんと映っているので流用フィルムばかりではなく、実際のロケしたものが多く使用されているようです。

ほとんど映画の半分くらいを占めるのでは、と思われるほど多く挿入されている風景のショットは素晴らしく、まるでドキュメンタリー映画を見ているようでした。実際、アラスカの風景を見せたいだけじゃないの?って思わせるほど不自然なくらい多いのです。

ただ、そのせいで物語が全く進行しないんですけど・・・。この監督一体何がしたいのかさっぱりわからん。

空飛ぶ円盤が描かれたポスターと、原題の“THE FLYING SAUCER”から想像されるような内容を期待していると落胆する事間違いなしですが、

アラスカの風景を撮ったドキュメンタリー映画として鑑賞するとなかなか面白いという、なんとも不思議な作品でした。

SF映画だという事を忘れていまうほど美しいアラスカの風景ショット!


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