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タイム・トラベラーズ

今回は個人的に一推しの映画、イブ・メルキオール監督作品のタイム・トラベラーズ(1964)

アンドロメダ銀河をバックにしたタイトルだけで、もう私は映画に引き込まれてしまいました。

実験の失敗により偶然に発見してしまった「時の門」を通り抜け、100年後の世界へと放り込まれてしまった三人の科学者。そこで彼らは、核戦争によって荒廃した地球を捨てて、アンドロイドとともに別の惑星へ行くためのロケットを製造しているという数少ない生き残った人類と出会う。

この作品は1970年代頃には繰り返しテレビで放送されていた記憶があります。TV放送時のタイトルは『原始怪人対未来怪人』。時を超えて未来の世界へ行くというテーマは確実にSFファンの琴線に触れるわけで、この作品は憶えている人も多いでしょう。

特にこのアンドロイド。


ホームページのトラウマ作品のページでも取り上げたのですが、この顔、夢に出てきましたよ・・・マジで。

そして、時間の裂け目に落ち込んでしまうというタイムパラドックスを表現したようなエンディング。早回しで2回ほど映画全編を繰り返すというのも結構印象的でした。

ところでこの作品、数年後に作られたTVシリーズ『タイム・トンネル』に良く似ているような気もするのですが、多少の影響を与えているのかも知れません。

それよりも、

この作品の一番の特徴はその特撮の方法にあるといってもいいでしょう。簡単に言ってしまえば、トリック撮影と言うよりもマジック撮影。

例えば、

・壊れたアンドロイドの首を付け替えて、そのアンドロイドがまた動き出す過程が、編集される事無くワンカットで撮影されている。

・定規を作るシーンで、丸い金属の輪が一瞬で四角に変化する。

・グラスの液体に何かを注入すると、グラスの中の液体の量が減っていく(密度が濃くなったという事か?)

・振動を使った瞬間移動装置で、一瞬にして被験者の姿が消える、などなど。

こういったシーンが全て手品、いわゆるイリュージョンというやつで撮影されているのです。

他にも、流線型の宇宙ロケット、瞬間印画、特殊な栄養剤によりあっと言う間に果物が成長する栽培装置などの小物でも楽しませてくれました。

いかにも低予算のB級映画といった作品ですが、見事なアイデアと創造力でファンを楽しませてくれた良質のSF作品だと思います。


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