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インビジブル・インベーダーズ/Invisible Invaders

インビジブル・インベーダーズ/Invisible Invaders (1959)

訳すと「透明の侵略者」とでもなるのでしょうか。

監督は『恐怖の火星探険』(1958)や『暗闇の悪魔・大頭人の襲来』(1957)のエドワード・L・カーン

主役であるアメリカ軍のジェイ少佐を演じているのは、『S.F.第7惑星の謎』(1961)や『金星怪人ゾンターの襲撃』(1966)などB級SF映画ではお馴染みのジョン・エイガー

舞台は軍備拡大競争に明け暮れる50年代時代のアメリカ。

核実験中の爆発により、研究者の一人であるノイマン博士が死亡するという事故が起る。責任者であるぺナー博士は核開発の中止を訴えるが、却下され辞任を決意。葬儀の後、悲観に暮れるのぺナー博士の前に死んだはずのノイマン博士が現る。

その正体は、コミュニケーションを取るためにノイマン博士の死体に乗り移ったエイリアンであり、ぺナー博士に「24時間以内に人類が降伏しなければ地球への侵略を開始する」と地球人に警告するようにと告げる。

彼らは別の銀河系からやってきて、2万年前から月を支配しているのだが、全てを透明にする技術により地球からは何も見えないのだという。博士だけの言葉では埒が明かないと分かると、エイリアンは地球人の体を乗っ取り、自ら地球人に警告を発するという手段に出る。

だが人類は降服せずにエイリアンと戦う事を決意。怒ったエイリアンは世界中の死者を蘇らせ、地球への破壊活動を開始。

世界中の科学者が、対エイリアン用の兵器を開発すべく集結し、ここに開戦の火蓋が切って落とされた。

大体こんなストーリーなのですが

宇宙人であり、透明人間でもあり、さらにはゾンビでもあるという侵略者、というアイデアはちょっと凄いかも・・・

この時代によくあるホラーだかSFだか分からない音楽も良い雰囲気です。

主な登場人物


生き返ったノイマン博士(左上)この人はデヴィッド・キャラダインのお父さんですね。ぺナー博士(右上)。ぺナーの助手ラモン博士と娘のフィリス(左下)。主人公のジェイ少佐(右下)

科学者がみんな人相悪い・・・

ゾンビの映像はなかなか印象的なものでした。

基地のモニタに映るゾンビ集団


全員が背広姿というのが気になりますけど・・・

青白い顔でよろよろろ歩くその姿は、どう見ても『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド』(1968)あたりに影響を与えていると思われ。

50年代のB級作品という事もあり、やはり突っ込みどころは満載であります。

笑って済ませられるものがほとんどですが、これはちょっとひどいなぁ、と思ったのがエイリアン自ら地球人へ警告する場面。

ホッケーの試合場や野球場で実況席のアナウンサーの首を絞め、マイクを奪い取って人類に語りかけるという・・・

観客は簡単に信じて大パニックになるのですが、こんなやり方では普通イタズラと思われるだけでは・・・?


その後の侵略者の破壊活動は、全部ストックフィルムの流用。というか、ほとんどがニュース映像と思われます。

廃ビルの爆破シーン、台風、火事、洪水、火事、火事、火事、火事、火事・・・・・火事、と。こんな感じです。

(ーー;)

個人的にストックフィルムの映像大好きな私ですが、今回ばかりはアホらしいので、画像は無し。

そして迎えたクライマックス

もちろん最後は地球人がエイリアンを撃退するのですが、その方法というのが・・・

古い映画では定番の「音」(^^;)

捕らえたエイリアンが非常ベルの音に苦しむのを見た博士が音波銃を作り、地球側が反撃を開始します。

そして、ブクブクと泡になって消滅するという、ベタな死に方をするエイリアン


ゴーストバスターズみたいです。

そしてワゴンの上には音波銃を構えたジェイ少佐が!

この姿で円盤と戦い、世界を救うという・・・

しかもたった4人で

でも

アイデア自体は、もしかしたら予算があればとても良い映画になったのでは、と思わせてくれるものでした。

この映画は67分という短さ。

個人的に好きでない人間ドラマがほとんど無かったので、テンポよく見る事ができました。

と、一応褒めておきますか。
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