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火星人地球大襲撃

前回の『原子人間』『宇宙からの侵略生物』に次ぐ「クォーターマス教授」シリーズの第三弾が前作から10年後に作られた『火星人地球大襲撃』(1967)

ブライアン・ドンレヴィのジジイ化が進んだため、今回はアンドリュー・キアがクォーターマス教授を演じています。

ロンドンの地下鉄工事現場で、奇妙な物体と類人猿の骸骨が発見されるところから映画は始まります。

その物体はダイヤよりも硬い未知の材質で作られており、類人猿は脳だけが異常に発達していた。クォーターマス教授は、その物体が火星から500万年前に飛来した宇宙船であるという仮説を立てる。

一方、この場所は昔から古代から悪魔の出る場所として恐れられており、多くの心霊現象が報告されていた。そして、作業員がその宇宙船の内部で、小鬼の幽霊を目撃するなどの怪奇現象が起りはじめる。

さらに、その物体の中から昆虫のような生物の死体が発見され、調査を進めていくうちに、火星人が地球にやってきた目的と、人類進化の秘密が明らかになっていく・・・

というストーリーですが、これは面白い!!

サスペンス重視のストーリーと演出はかなり楽しめるもので、低予算ながらこれは名作と言ってもいいのではないでしょうか。

発見された宇宙船と、現代でも目撃例が後を絶たないポルターガイストなどの怪奇現象を結びつけるという発想。その怪奇現象から謎が解明されていくという過程も面白い。火星人の思念を通じて、5000年前の火星が映像化されるというアイデア。ミステリアスな展開とクォーターマス教授による謎解き。「地球人の頭脳の進化や本能は、実は異星人によって操作されていた」という設定は当時としては画期的なものだったのではないでしょうか。

残留思念により作り出された巨大な火星人の姿がロンドンの上空に現れるというクライマックスは圧巻で、最後まで目が離せない演出は見事としか言いようがありません。


ナイジェル・ニールの脚本が素晴らしいのでしょう。この人、ハリーハウゼンの作品では『H.G.ウェルズのS.F.月世界探険』(1964)の脚本も担当しています。

この「クォーターマス教授」シリーズですが、どうやら海外では「最終章」というものが存在するらしく、その作品(テレビ・シリーズでしょうか?)のラストでは地球を守るために核爆発の犠牲となって死んでしまうようです。

脚本家のナイジェル・ニールはこれによって続編が作れないようにしたのだとか。

ところで、ハマー・プロのSF作品って独特の雰囲気がありますね。ホラーとSFが見事に融合している、というか、上手く表現できませんけど・・・

ちなみのこの作品は興行的には今ひとつで、日本ではテレビ放送のみ。まぁ、地味といえばたしかに地味。邦題の『火星人地球大襲撃』から連想されるような円盤群の襲来などのシーンも無く、出てくるのはチンケな死体と火星人の残留思念のみ。

この作品の弱点は、やはり特撮のチープさ。あまりにも作り物然とした火星人の死体などは、それだけで作品の評価を下げる一因になっていると思われるほど酷いものでした。

SFXが素晴らしければ、誰もが認める傑作になったのに・・・。5000年前の火星のシーンの特撮、あまりにもチープすぎて笑ってしまいました。手足が全く動かないイナゴが人形劇のように移動するシーンはある意味必見。


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