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悪魔の発明

悪魔の発明(1957)

監督、脚本はカレル・ゼマン

人類に役立つエネルギーの開発を進めるロック教授と助手のハルト。大富豪ダルティガス伯爵はお人好しの教授を騙し、スポンサーとなり、その研究を超兵器開発に利用しようとする。伯爵の企みを知ったハルトは研究施設のある孤島からの脱出を試みるが・・・

と、ゆーわけで

「その時の体験は全て本にまとめた・・・」

という主人公の回想で映画は始まります。いつもながの心ときめくオープニング。

この映像、誰が見ても古い本の挿絵を連想すると思われます。これはもう、あからさまに「動く挿絵」

あるいは

テリー・ギリアムのファンはモンティ・パイソンを思い出すかも。実際、影響与えているんですかね・・・?

『彗星に乗って』はSF創世記の映像を意識したのでは、と感じたものですが、この『悪魔の発明』ではそれよりも遥か昔、それこそ19世紀の挿絵の世界をそのまま映像化しようと試みたのでは、と思えるほどノスタルジックな作風になっています。

銅版画風に描かれた背景と実写のセット、それに切り絵を使ったアニメ、ストップモーション・アニメ、実写の人間や動物などを合成して作られたその映像は、それはもう「凄い」の一言。

この独創性と摩訶不思議な映像を楽しめるか否かはその人次第・・・でしょうね、やっぱり。


実写とアニメの境界が分かりにくいのも、この作品の特徴といえるかも知れません。

とは言っても普通と逆で

アニメ部分がリアルで実写に近いのではなく、実写部分と人間がアニメに近いとでもいいましょうか、二次元の世界に無理無く取り込まれ動き回っているようで、これが何とも不思議な感覚を味わえるのです。

実写の方が簡単なのでは? と思える部分までアニメで描かれていたるするので、意図的にかなりのこだわりをもって作られた映像なのでは、と感じます。

人力飛行機や飛行船、巨大な潜水艦の装備とそこから眺める海底の風景、水中自転車、海賊と帆船、気球、近代的な工場や研究所、ラストに登場する超兵器・・・。私は最初から最後まで魅了されっぱなしでした。


えーと、この映画を一言でいうと

通常の映画で味わうものとは全く別の種類の「感動」を与えてくれた作品

という事になります、私にとっては・・・

絵が素晴らしく、細部まで描きこまれた映像は、全てのシーンが芸術作品のような味わいでした。実際、当時の衣装や室内の小物などを見ているだけでも十分に楽しめるほど。


うーむ、珍しく褒め言葉しか出てきませんけど、この作品に限って言えば、普通の映画批評をするなんて野暮な気がしてくるんですよね・・・

野暮を承知で言わせてもらうとすれば

冒険劇の割には、ストーリー展開がのんびりしているので、ドキドキ感があまり無い事や、サイレント映画を思わせるほどセリフが少ないシーンも一部あったりして、よく見ていないと、物語が分かりずらいかも? などといった点は多くのゼマン作品に共通している事ですが、見る人によっては欠点と映るかもしれません。

でも

ジュール・ヴェルヌに心酔し、ジュール・ヴェルヌに心酔したカレル・ゼマンにも心酔している私にとっては全く欠点とはならないんですけどね・・・。絵として魅せる事を最重視しているのかも?

ところで、映画の原題は「破滅的な発明」といった意味だそうですが、「破滅的な発明」=「爆弾」という発想は時代を感じさせますね。

私などは「悪魔の発明」といったら、もっと自然の摂理に反するような恐ろしいものを想像してしまいます。子供の頃読んでいた『謎のタイムトンネル/不死の世界を発見した』アラン&サリィ・ランズバーグ (著)の影響かも。

この本にはクローン技術やマヤ文明の事が書かれていて、読んでいて結構怖かったものです。信じ難い話ばかりですけど。

そういえば、この本のエピローグに「五千年ごとに一つの文明が終息する」というマヤ文明の民話一節が書かれていて、現在の文明が終息する日付は2011年の12月24日なんだとか。

昨日ですね・・・(^^;)
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