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続・恐竜の島 |
2010-1-31 22:16 |

ケヴィン・コナー監督作品の『続・恐竜の島』(1977)
前作『恐竜の島』(1974)で生き残ったタイラーとリサ。彼らが海へ放った瓶入りのメッセージを受け取った友人たちが、二人を救出するために伝説の島を目指して出発する・・・
というわけで、
これは設定や登場人物をそのまま受け継いだ、本当の続編です。
前作同様に、遊園地のアトラクションのような恐竜達も登場しますが、どちらかといえば、恐竜の島に住む原住民たちとの抗争がメインの作品。
この映画の原作は、エドガー・ライス・バローズのの『太古世界シリーズ』第2作『時間に忘れられた人々』で、原題は『THE PEOPLE THAT TIME FORGOT』。ビデオのパッケージにも恐竜の姿はありません。
今回のヒーローは、『シンドバッド虎の目大冒険』(1977)でシンドバッドを演じていたパトリック・ウェイン(ジョン・ウェインの息子)
個人的な感想を言えば・・・これは、私が嫌いなタイプの続編の典型。
これ、あくまでも個人的な意見ですが、
元々続編の予定がなかったのに、作品がヒットしたから作っちゃいました、というのはどうも好きになれないんですよねぇ・・・
前作がお気に入りだったら尚更。
前作で生き残ったタイラーとリサは、ガル族と二年間は平和に暮らしたが、その後ナーガ族に捕らえられ捕虜となり、リサにいたっては処刑されてしまったという設定。クライマックスの火山大爆発シーンでは、結局タイラーも死んでしまいます。
こういうのを全部描いてしまうと、前作の余韻が全部台無し、というか、あのエンディングは何だったの? って事になりませんかねぇ・・・?
最近でいえば、『パイレーツ・オブ・カリビアン』(2003)の続編とか。
まぁ、続編というのを意識しなければ、そこそこ楽しめる作品なのは間違いありません。
客観的に評価してみると、ですね
冒険映画としては及第点、かなぁ・・・といったところ。
足手まといの気が強い女性カメラマンが旅に同行する点や、島からの脱出の際に飛行機が墜落しそうになり、「重いものを捨てろー」といってカメラも破棄されてしまい、証拠がのこりませんでした、といったオチなど、まぁ、ステレオタイプの作品と言ってしまえば、その程度かも。
良く言えば、見事にロスト・ワールト物のツボを押さえた作品。
氷の海を進む調査船、飛行機と翼竜の空中バトル、恐竜との銃撃戦、典型的なお色気担当のヒロイン(原始人)、原住民ナーガ族のとの戦い、ラストの火山大噴火シーンなど、クライマックスまで一気に見せます。

最も印象的だったのは、戦国時代の日本の武士のような鎧を身にまとったナーガ族。髑髏を模った建物に住むナーガ族と探検隊との闘争がこの映画のメインというわけです。
しかし、鎧を着た相手を素手のパンチで倒すとは・・・これほど突っ込みどころが満載な映画も珍しいですが、それも含めて楽しめるのが冒険映画の良い所でしょう。
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コメント |
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コメント一覧 |
投稿者 : いたくら
タイラーの手紙が海を渡り、仲間に届くのが奇跡ですね。 前作の原始人があの鎧兜軍団にまで進化したのもおもしろい。
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2017/08/26 11:14 |
投稿者 : パラディオン
まぁ、安直といえばそれまでなんですけど、それがこの時代の映画の良さでしょう。科学的考証などどこえやら、なんでもありの空想が許された時代の映画も良いものです。
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2017/08/28 23:01 |
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