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最後の恐竜/極底探険船ポーラーボーラ

最後の恐竜/極底探険船ポーラーボーラ(1976)は、アメリカのランキン=バス・バスプロダクションと日本の円谷プロの合作の秘境冒険映画。

石油探査船ポーラーボーラが北極で海底変化に遭遇。唯一の生き残りであるチャックによると、北極には太古の恐竜が生き残っている世界があるという。ポーラーボーラの所有者で大石油会社の社長、世界的に有名な狩猟家でもあるマステンは、チャック、女性記者フランキー、日本人の川本博士、マサイ族のブンタと共にポーラーボーラで太古の恐竜世界を目指す。

個人的な感想ですけど

この作品は傑作でもなければ、良作、駄作などでもなく、一言でいって「珍作」

どーも、その、何かが変というか・・・不思議な違和感で溢れております。


オープニングの飛行場のシーンでは、何故か特撮のミニチュア飛行機が登場。これ意味無いでしょ?

表向きは研究目的だが、恐竜ハンティングが目的というのがミエミエのマステン。サングラスの位置、ちょっと高すぎないか?

狩猟目的のマステンを非難する役どころのチャックは、マステンの迫力にのまれっぱなしでどうにも中途半端。

北極へ行きたいがためにマステンと寝る尻軽女のフランキーは、その後マステンとチャックの間を行ったり来たり。

ドラマ部分がちょっと弱すぎるかなぁ、といった印象で、探検隊一行はとにかく仲が悪く、喧嘩ばっかし。

目的地に着いてからは

秘境なのに日本そのままの風景に唖然。上高地の大正池という典型的な日本の風景をロケ地に選んだ理由はいったい? まぁ、綺麗な映像ですけど。

そして原始人を演じているのは、全員が顔を黒く塗った日本人。

恐竜の造型は、その、何と言ったらいいのか・・・、ゴジラの声が微妙に合成されていました。

ほとんど活躍する事なく、真っ先に恐竜の餌食になる川本博士。

投石による恐竜退治は、そんなので上手くいくのかなぁ、って思っていたら、恐竜の頭部にポコーンと命中・・・そんな事でくたばるハズもなく、すぐに復活。

ポーラーボーラまで走って逃げる途中「待って、ちょっと休ませて」とフランキー。良く見るとポーラーボーラまでの距離は数十メートル・・・

劇中に使用されている音楽は刑事ドラマのBGMみたいで、最初に見た時は物凄い違和感がありました。

例えて言うならば

昔の青春映画で恋人同士がエッチしている時に、妙に気合の入った女性ボーカルのアップテンポの曲がバックに流れている時のような違和感。そこは、アップテンポじゃなくて、もっとムードを出すところだろう、みたいな。

分かりにくいですかね・・・

えーと、しょーもない突っ込みばかりしているようですが、やっぱりこういう映画は好きなのです。

この作品の一番の特徴は、着ぐるみによるティラノサウルスの独特な動きかも知れません。


円谷プロの怪獣といえば、ゴジラに代表されるように、いかにも人間的な動作が特徴ですが、この作品に登場するティラノサウルスの首から上がクネクネと曲がって動き、アゴが大きく上下に開くその様子は、あまり中に人間が入っているという事を感じさせませんでした。

最初は、首から上を操演で動かしているのかと思ったらそうではなく、人間の手で恐竜のアゴを操作する方法を考案したとの事。尻尾と小さな手は操演によるもので、こちらも違和感なし。

トリケラトプスは人間が前後に二人入って演じていたそうで、なかなかの重量感。ティラノザウルスとトリケラトプスの対決シーンは、この作品の大きな見どころの一つと言っていいでしょう。

映画の最初と最後に流れる、ナンシー・ウィルソンの歌う主題歌のタイトルは映画の原題と同じ“THE LAST DINOSAUR”

「最後の恐竜」とは、生き残った恐竜の事であると同時にマステン自身の事でもあるという、なかなか洒落たタイトルとなっています。ワンマンで横柄なマステンと「最後の恐竜」をひっかけているわけです。

歌詞は以下のような内容

Few men have ever done
what he has done.
Or even dreamed
what he has dreamed.

His time has passed.
There are no more.
He is the last dinoasaur.

Few men have ever tried
what he has tried.
Most men have failed
where he's prevailed.

His time has passed.
There are no more.
He is the last dinoasaur.

The world holds nothing new in store for him.
And things that startle you & me are just a bore to him.
The spark of life has gone.
His light grows dim.
Can there be something left in the world to challenge him?

Few men have ever lived
as he has lived.
Or even walked
where he has walked.

His time has passed.
There are no more.
He is the last dinoasaur.

彼がやったような事は、ほとんどの人は成し遂げていない
ほとんどの人は、彼のようには生きていない

彼の時は過ぎ去り、もう戻らない
彼こそが最後の恐竜

なんだか切ないですね・・・

映画のラスト

「お願い、恐竜を逃がしてあげて。あれは最後の恐竜なのよ」と懇願するフランキーに

「俺もそうさ・・・」

と言い残し、再び恐竜との戦いに挑むため、ただ一人秘境に残るマステンが格好イイ!


このマステンに感情移入できるかどうかで、この作品に対する評価が変わってくるような気がします。素晴らしいプロットが充分に生かされているとは言えないところがちょっと残念。

この作品は去年(2009年)にDVDが発売されていて、その映像特典が凄い。
監督や特撮監督へのインタビューや、メイキング、音声特典としてオーディオ・コメンタリー、さらにはテレビ放送時の日本語吹き替え版まで収録されている模様。

欲しいけど、いまさらって気もするし・・・

さらにネットで検索したら、こんなの売ってました。


何と投石器付き。ちゃちな造型まで忠実に再現しているところが凄い!
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