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巨大蟻の帝国

巨大蟻の帝国(1977)

この映画の製作と監督は、本物の生物を合成で大きく見せたモンスター映画を連発し、Mr.BIGと呼ばれたバート・I・ゴードン。

バート・I・ゴードンの最高傑作は何か?

単なるビルの写真の上に実物のイナゴを這わせただけという、驚愕の特撮を披露した『終末の兆し』(1957)

爆弾の放射線を浴び巨大化、凶暴化した人間の悲哀を描いた『戦慄!プルトニウム人間』(1957)

Mr.BIGらしからぬファンタジー映画『魔法の剣』(1961)

えーと

傑作と呼べるほどの作品が無さそうなので・・・

バート・I・ゴードンの代表作は何か?

私の世代となると、『巨大生物の島』(1976)か『巨大蟻の帝国』(1977)あたりかなぁ、と。

作品の出来は前年の『巨大生物の島』の方がずっとマシな気もしますが、今回書くのは『巨大蟻の帝国』

代表作には程遠い出来栄えの作品なのですが、昔は良くテレビで放送されていて、個人的に最も印象に残っているのがこの『巨大蟻の帝国』なのです。

実際、この作品ってかなりの回数が放送されていましたよね?

映画の内容は、別荘地の下見に集まった人々が、海に廃棄された放射性物質の影響で巨大化した蟻に襲われる、というもの。

何とか逃げ延び、民家を見つけた一行がパトカーで町へ到着するのだが、どうも人々の様子がおかしい。
実はこの町の住人は、女王蟻のフェロモンによって洗脳、支配され、蟻のために働く奴隷となっていたのでした。

昆虫が大嫌いな私にとっては、子供の頃はそれなりに怖かったのですが、今みるとちょっと・・・

たとえば、「この作品を褒めろ」とか言われても

私にはとても出来そうもありません(笑)

ストップモーションのファンの私にとって、実際の動物を合成して大きく見せる、という手法には全く魅力を感じないのです。

えーと、褒めるのが難しいので、適当に思った事を綴ってみましょう・・・


この作品の主人公や犠牲者たちは、リゾート地に集められたごく普通の人々。

というわけで

巨大生物との知恵比べや武器を駆使して戦う攻防戦などの見せ場があるはずもなく、ただひたすら逃げ惑うのみ。

どちらかといえばホラー映画っぽい演出。逃げては殺され、洗脳され、ひらすらそれの繰り返しで盛り上がりに欠けます。

しかも、次に殺される人があまりにも分かりやすい・・・

蟻目線、最初は怖かったけど、こればっかしでしつこい。

実写との合成が無いと単なるどアップにしか見えない蟻の映像はどうかと思いますけど。もっと高速度撮影して、ゆっくり再生して重量感を出せばいいのに・・・

あまりにも作り物然としたハリボテの頭部で恐怖感を出そうとしても、それは無理というもの。
カメラをあまりにも激しく揺さぶってハリボテの出来の悪さをごまかそうとするなど、こんな子供だましの特撮では、とても大人の鑑賞に堪えられるとは思えません。

この作品の見せ場の一つが、巨大な砂糖工場に蟻の行列が集うシーン。


蟻に演技指導できるはずもなく、上に登ろうとする奴や空中で手足をバタバタさせる奴、さらには反対方向に引き返す奴もいて動きがバラバラ・・・

あとは

音楽は完全に『ジョーズ』のパクリですね。

ヒロイン役のパメラ・シュープ、結構可愛いなぁ・・・

などなど


えーと、批判的な事ばかり書いてしまいましたが

映画の冒頭に蟻の生態を映し出した記録映画を見せ、蟻の持つ知能とその恐ろしさを視聴者に植え付ける。そのナレーションが伏線となり後半の蟻に支配された町の出来事につながる、というのは良いアイデアだったと思います。

蟻の習性やその恐ろしさを活かした設定とストーリーの展開は見事。

ただ、凡庸な演出と低レベルの特撮のせいで全てが台無しになってしまった、という印象ですけど。

1970年代後半は動物パニック映画がブーム。1977年といえば『スター・ウオーズ』や『未知との遭遇』が公開された年。

『終末の兆し』から20年、当時と全く変わらない技術で撮影された『巨大蟻の帝国』恐るべし!

時間の浪費とまでは言いませんけど、愛すべきB級映画とも言えないような・・・
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