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タイムトラベル映画
2010-12-5 23:29
えーと、今回は特定の作品ではありません。たんなる思いつきで、時間旅行を扱ったSF映画について。
名作から珍作、ハードなものからコメディまで、ありとあらゆる作風が存在するのがこのジャンル。
時間旅行といえば、タイムトラベルに伴い生じる矛盾。いわゆるタイムパラドックスというやつですが、これには大きく分けて三つの考え方があると思われます。
その1
過去に干渉すると、歴史が変わってしまうという考え方。
その2
歴史は絶対に変える事はできないという考え方。
タイムトラベラーによる過去への干渉自体が、すでに歴史に組み込まれているために結果的に何も変わらないという考え方もあります。
その3
過去に干渉すると別の流れができるという考え方。パラレルワールド。
これを有名な親殺しのパラドックスに置き換えて考えてみると
その1
両親を殺すと、その瞬間に自分も消滅する。
その2
何らかの妨害が入り、どうしても殺す事ができない。
その3
親を殺した後、未来へ戻ると別の世界になっている。
といったところでしょうか。
時間旅行を扱った映画を思い出してみると
タイムパラドックスによって起こる不測の事態。予断を許さない状況の中で、次々と起こる予想外の展開。この危機を回避するためにとるべき行動は? そして、その行動がもたらす結末とは?
といったように、ほとんどの作品がこういったサスペンス性を重視した作りになっている事が分かります。
このパラドックスこそがタイムトラベルを扱った映画の醍醐味となっているわけですね。
ただ
私はこのジャンルはあまり好きではないのです。
なんだか、ややこしくて・・・
特に最近の作品は、複雑すぎて一回見たでけでは理解するのが難しいものが多いですよね? 昔の映画はもっと単純でしたけど。
さらに、
この手の作品には、必ずどこか辻褄が合わない部分があるでしょう? まじめに作られた作品ほど、どうしても矛盾点が気になってしまうものです。
まぁ、実際にはタイムトラベルが不可能なので(おそらく)、タイムパラドックスに対する明確な回答が無いのは当然。映画も皆が納得できる作品が作られないのも当たり前の話なんですけどね・・・
シリアスなものでお勧めの作品は
『12モンキーズ』(1995)あたりはどうでしょうか? これは、良くできているなぁ、といった印象でしたが。
ところで、映画でのタイムトラベルの方法には大きく分けて二つのパターンがあります。
その1
タイムマシンなどの機械が存在し、主人公が自分の意思で時間と目的地を決めてタイムトラベルをする方法。やはりこの設定だとなるべく矛盾がないように脚本を書くのは相当難しいと思われます。
その2
偶発的な事故、あるいは未知の力により、主人公の意思とは関係なくタイムトラベルを起こしてしまうもの。
そういえば、名作『タイムマシン』(1960)は両方の要素がありましたね。
まぁ、タイムトラベルなんてありえないことなので、ファンタジーとして気楽に楽しめれば・・・
個人的な好みは、理屈ぬきで楽しめるコメディ的要素が大きい作品。
そんな馬鹿な、といった演出ももすんなりと受け入れられる『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(1985) や、なんだか見ていて微笑ましい『スター・トレック4/ 故郷への長い道』(1986)などはいいですね。
ちなみに私の一番好きな作品はこれ
歴史の試験に合格するために、歴史上の人物を電話ボックス型のタイムマシンで現代につれてくるという『ビルとテッドの大冒険』(1989)も面白かったけど、お勧めはその続編である『ビルとテッドの地獄旅行』(1991)
「互いにサイコーたれ!」
二人が広めたロックの思想がが世界を支配している2691年。それを快く思わない一部の人間が、過去に戻ってビルとテッドの抹殺を図るというお話。
前作がアホ映画ならば、続編は意味なしギャグ満載の超お馬鹿映画といったところ。
この作品を見た時、他の映画での鬱憤が一気に晴れる思いがしましたよ。時間を自由に行き来できるのに「どうして先回りしないのかなぁ?」とか、よく思っていたので・・・
未来の自分が時間をさかのぼり、思い通りに武器や仕掛けをセットして悪玉と対決!
これを堂々と実写映画でやるとは・・・
クライマックスでの
「私にもその手は使える」と銃を取り出す悪玉に対し
「一つ考え違いをしたな。時間を仕切れるのは勝者だけだ。お前の銃も俺たちの演出さ!」
と言うと、銃が玩具にすり替えられていたといったやりとりは最高!
さらには
大舞台に立ったビルとテッドが
「しまった、まだ下手なままだった」
といって16ヶ月の集中特訓後、現代に戻ってきてステージで見事な演奏を披露するというエンディング。
おまけに子供まで作って戻ってくるというお気楽ぶり・・・
そうそう、タイムマシンはこう使わなくちゃ! と思ったものです。力技で納得させられてしまったような・・・
この映画のおかげで、未だにキアヌ・リーヴスといえば、この作品のイメージ。えびぞりのエアギターでピロピロピロ・・・
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