| 「どんでんがえし」のあるミステリー映画 | 
 | 2010-12-12 23:09 | 
 | 最初に、「ブログ更新停止のお知らせ」です 
 そして
 
 再開時期は2011年の正月の予定!
 
 私のブログの場合、この程度じゃあ更新停止とはいえないですかね?
 
 更新する気があっても忙しくて出来ないのと、最初から更新するつもりが無いのはやっぱり違うと思うので・・・
 
 その、
 
 なんでわざわざこんな事を書くのかと言いますと
 
 何も書いていないのに多くの方が訪問して下さっているのをみると、なんだか申し訳なくて・・・
 
 たんなる小心者ですか
 
 再開が正月になる理由は、会社のホームページがそれまでにおそらく完成するから。
 
 デザインから製作、組版まで、デジタルデータの作成が私の仕事なのですが、ただでさえ年末で忙しいこに時期に、会社のホームページのリニューアルを私が担当することになってしまったのです。
 
 フラッシュ動画を使って見栄えのいい、クールなデザインにしてほしいとの事
 
 Web関連はプロじゃないのに・・・
 
 頭の中にあるデザインを再現するだけの技術が無いし、出来たとしてもシロウトだから時間がかかるのです。
 
 会社にあるソフト BiND for WebLiFE って何?
 
 使い方が分からないから、ホームページ作成は自宅で自分のソフトで。これを機に、本格的に勉強してみましょう。
 
 一日中パソコンで仕事して、家ではホームページ作成。もはやパソコンを見るのもつらい状況・・・
 
 とゆーわけで
 
 しばらくお休み
 
 再開したら、SFに特化したブログ、何年かかろうが最終的にはデータベースのようなものを目指し・・・、うーむ、このペースじゃ10年以上かかるかも。
 
 その前に本人が死んでたりして。
 
 えーと、話は変わって
 
 このブログでは二回目となるミステリー映画の話でもちょっと。
 
 ミステリー作品の重要な要素に「どんでんがえし」というものがあります。
 
 先日、そのだまされる快感というのを味わいたく思い、見逃した作品はないものか、とネットや知恵袋などで検索してみました。
 
 鑑賞前に評判の良い映画をリサーチし、これは面白いだろう! と思われる作品を二作品ほどレンタル。
 
 ところが
 
 これは完全に失敗に終わりました。
 
 「どんでんがえし」のある映画というのを念頭においてみると、オチが読めてしまうのですね・・・
 
 小説ではそういう経験はあまり無かったのですが、映画では簡単にその「どんでんがえし」の部分が想像できてしまうのです。
 
 たまたま見た作品だったら、そうとう驚いたと思われる作品だっただけに残念です。
 
 そんな理由から、具体的なタイトルを書かずに話を進めて行きます。
 
 あと、検索していて気がついたのですが
 
 「どんでんがえし」の大安売り、というか、それは安直すぎるでしょう? といった作品をお勧めしている人がたくさんいたような・・・
 
 作家の赤川次郎さん曰く
 
 「ミステリーというのは、結末で真相が明らかになった時、見ているほうが犯人の心理を含めて、なぜそうなったのか納得できなければならない。それまでに見てきた状況が、最後になって違う目で見ると、全く違った意味を持ってくるということです。」
 
 単に意外な人物が犯人だった、というだけでは「どんでんがえし」とは言えない、という事ですね。
 
 重要なのは、伏線の張り方。
 
 でも、伏線とはいっても、感のいい人はトリックに気がついてしまうし、鈍い人は・・・
 
 作る方の立場からしたら、そのあたりの兼ね合いが相当難しいんでしょうね。
 
 見終わった後に、「アァーッ! そういうことだったのか!」と納得できて、何度見ても見事な伏線に感心してしまう。
 
 そんな作品も数多くありますが、
 
 それ以上に、「どんでんがえし」とえいば確かにそうなんですけど、アンフェアなだけじゃないの? って思える作品の多いこと。
 
 例えば、三つのエンディングが用意されていて、公開された劇場によって結末が異なるといった作品。
 
 面白い趣向だとは思うのですが・・・誰が犯人でもいいとは、ちょっと酷い。
 
 「どんでんがえし」そのものを売りにしたような作品もありました。
 
 人物Aと人物Bが実はグルで、みたいな事が劇中何度も繰り返されるんですけど・・・
 
 驚かされるというよりは、やっぱりフェアじゃないなぁ、と感じてしまいます。推理するだけ無駄だし、こんな脚本なら誰でも書けるんじゃないの? とも。
 
 そういえば、お勧めの作品として『シックス・センス』(1999)を挙げている方が多かったです。
 
 これは、いい作品でしたね。演出や伏線の張り方なども見事だったと思います。
 
 ただ、SFファンからすると、それほど珍しいオチではなかったですよね?
 
 知り合いに勧められて劇場で見たのですが、「あー、このパターンか」と思ったものです。
 
 たしか、テレビシリーズの『ミステリー・ゾーン』で二作品ほど同じようなネタのエピソードがあったと記憶しています。
 
 テレビで見ただけでも相当怖かった記憶があるので、劇場で初めてこの手のオチを見た人が受けたであろう衝撃は想像がつきます。ちょっと羨ましい気も。
 
 私もお勧めの作品を紹介したいのですが、先の理由からここでタイトルを挙げるのは控えさせていただきます。
 
 ネットの検索もやめたほうがいい・・・と思います。ミステリー・ファンはかたっぱしからレンタルすべし! が結論。
 
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     | 投稿者 : タノQ
	   
	    [home] シックス・センスよかったですがアザーズなんかも最期はそ、そうだったのかああ
 つって衝撃でした。
 更新再開たのしみにしております。
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     | 2010/12/13 22:08 |  
     | 投稿者 : パラディオン アザーズは傑作といってもいいですよね。シックス・センスの事を書いている時、頭に浮かんでました。この二作品、何故かセットで思い出してしまいます。ここ最近は衝撃的な作品に出会っていないですねぇ、期待してはガッカリの繰り返しで、かなり鬱憤がたまっている状態です。 |  
     | 2010/12/13 22:40 |  
     | 投稿者 : たあ はじめまして。頻繁におじゃまはしていたのですが初のコメント失礼致します。
 管理人様の紹介されるSF映画、TVはどれも懐かしいものばかりです。しかし豊富な映像資料にビックリです。
 当時は大真面目に観ていた作品も今思うといかに「おバカ」な作品の多い事か(笑)でも、楽しかった・・・・
 自分の住む地方では日曜日の午後からよくTVで放送されていた事を思い出します。
 「クエスター」など何度観た事か。あとは「恐怖のSF戦争」(ロイド・ブリッジスが主役だったような・・・)とか。
 これからも素敵(?)な作品を紹介してください。
 更新再会を楽しみに待っております。
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     | 2010/12/14 19:47 |  
     | 投稿者 : パラディオン たあさん、はじめまして。昔(子供のころ)は何を見ても楽しかったですね。私の場合、名作とか駄作という概念すら無かったような気がします。B級なんて言葉も知らなかったでしょう。SFは何を見ても楽しかった。大人になり、レンタルビデオや輸入DVDで見るようになって初めて違いに気がついたような・・・。映像はそのころに集めたものがほとんど。ビデオをDVD化する作業は大変であり、楽しくもありました。 |  
     | 2010/12/14 22:14 |  | 
 
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そ、そうだったのかああ
つって衝撃でした。
更新再開たのしみにしております。