| ストップモーションが本物に見える? |
| 2008-10-18 20:57 |

先日ある友人と話をしている時にたまたま出た話。
「SFXって何の略? SFはサイエンス・フィクションなんだけど、Xって何?」とか言ってたのですが、それって全然違う・・・
日本語では特撮の事なのですが、英語で特殊効果を意味する言葉がスペシャル・エフェクツ。それで、その「イフェクツ」の部分が発音すると「エフェックス」に聞こえるという事からFXとして、Sはそのまま。
というわけで、「スペシャル・イフェクツ」が「スペシャル・エフェックス」になって、そのイニシャルがSFXというわけです。
あー、これって意外と知らない人多いのかなぁ? ちょっと信じられない話だったので・・・
信じられない話繋がりでもう一つ。
昔のストップモーションのモンスターが本物に見えたという話。
例えば、上の写真の『シンドバッド虎の目大冒険』(1977)のヒヒ。これを飼いならされた本物のヒヒだと思っていた人がいたとか。
『SF巨大生物の島』(1961)に出てきた巨大な蜂を本物を撮影して合成した物だと思っていたとか。
ジョー・ヤングを「どうやって撮影したの?」って子供に聞かれた親が、「ゴリラを調教して演技させたのよ」って説明したとか。子供は信じたのかなぁ?
ハリーハウゼンのストップモーションを「本物だと思っていた」という、いわゆる賛辞の声が良く聞かれるのですが、どーにも信じ難い。しかもそれを後に特撮界の巨匠になるような人たちまでもが言ってたりするわけです。
私の場合、初めてハリーハウゼン作品やその他のストップモーションを見たのは小学生の頃だったのですが、本物だと思った事は一度もありませんけど・・・アニメーションだってすぐに気がつきませんか?
子供の頃、音声に合わせて自分でレバーをクルクルと回転させる玩具の映写機というのがありました。ゴジラとか、怪獣物を良く見たのですが、そういう玩具でアニメーションやフィルムの仕組みを理解していたからでしょうか?
いや、やっぱり「本物だと思っていた」というのはお世辞だと思うんですけど、本当に「本物に見えた」人いますか?
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投稿者 : na
カシム王子は虎の目大冒険の本編ではヒヒに姿を変えられていましたが石とかストップモーションを使わなくてもよいもので良かったと思います。
本編を見ると別にヒヒじゃなくても良かったというか・・・
もしカシム王子がヒヒではなく石に変えられる展開なら最悪そこらへんの石を持ってくれば良いだけなのでストップモーションを使う手間やストップモーション用の人形を作る手間が省けます。そして史実ではヒヒのストップモーションと人形に使っていた予算と時間を別の用途に使用できたと思います。たとえばヒヒの分の予算と時間を使って没になった「ゼノビアが操るシャドーマンがミナトンを創造するシーン」を映像化できたと思います。
それにヒヒをストップモーションで見事に動かして貰っても 今ひとつ高揚しないんですよね。視聴者がストップモーションで見たいのは現実の動物じゃなくて恐竜など絶滅した古代生物やファンタジーなモンスターなんだって・・・
同じことは「地球へ2千万マイル」と「恐竜グワンジ」でイーマ竜とグワンジが戦っていた象でも思いました。ストップモーションの象を見せられてもあまりワクワクはしなかったです。
「地球へ2千万マイル」は象を出さずにその分イーマ竜の登場シーンを長くしてほしかったと思います。
「恐竜グワンジ」は「谷でグワンジとスティラコサウルスが戦うが両方とも人間に捕まる→グワンジが脱走した際にスティラコサウルスも脱走してグワンジと戦う(象がスティラコサウルスに置き換わっている)」という展開にしてほしかったですね。
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| 2025/08/11 17:22 |
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投稿者 : パラディオン
実在の動物をストップモーションで表現しても高揚しない、というのは完全に同意ですね。架空のモンスターにしてほしかったですね。実在の動物をここまで再現できる、という技術力の高さを証明したかったという側面があるのかもしれません。
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| 2025/08/11 21:43 |
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本編を見ると別にヒヒじゃなくても良かったというか・・・
もしカシム王子がヒヒではなく石に変えられる展開なら最悪そこらへんの石を持ってくれば良いだけなのでストップモーションを使う手間やストップモーション用の人形を作る手間が省けます。そして史実ではヒヒのストップモーションと人形に使っていた予算と時間を別の用途に使用できたと思います。たとえばヒヒの分の予算と時間を使って没になった「ゼノビアが操るシャドーマンがミナトンを創造するシーン」を映像化できたと思います。
それにヒヒをストップモーションで見事に動かして貰っても 今ひとつ高揚しないんですよね。視聴者がストップモーションで見たいのは現実の動物じゃなくて恐竜など絶滅した古代生物やファンタジーなモンスターなんだって・・・
同じことは「地球へ2千万マイル」と「恐竜グワンジ」でイーマ竜とグワンジが戦っていた象でも思いました。ストップモーションの象を見せられてもあまりワクワクはしなかったです。
「地球へ2千万マイル」は象を出さずにその分イーマ竜の登場シーンを長くしてほしかったと思います。
「恐竜グワンジ」は「谷でグワンジとスティラコサウルスが戦うが両方とも人間に捕まる→グワンジが脱走した際にスティラコサウルスも脱走してグワンジと戦う(象がスティラコサウルスに置き換わっている)」という展開にしてほしかったですね。