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船乗りシンドバッドの冒険(第二夜)

カレンダー通りの連休で暇。早くも前回の続きです。今回は実際にシンドバッドはどのような航海をしたのか、という事を書いてみます。

長くなるので思いっきり省略して書きますので悪しからず。

まずは最初の航海から

裕福な商人の家に生まれたシンドバッドだが、父の散財により家庭は崩壊。残った家財を売り払い異国への旅に出ます。そこである島に上陸するのですが、これが島と思っていたら巨大な魚の背中。逃げ遅れたシンドバッドはある島へと流れ着き王様の計らいで商人として再出発。順調に航海を続け、商人として成功しバグダッドに戻るまでが書かれています。

続いて第二の航海

お金持ちになって遊蕩三昧の日々を送っていたシンドバッドだが、ふっと世界を歩き、交易がしたいという気持ちが湧き、また旅に出ますが、今度はある島に上陸した時に船長に忘れられて島に取り残されてしまいます。
この島には巨獣がすんでおり、その巨獣をも餌にするという、さらに恐ろしいルフ鳥と呼ばれる巨大な鳥が存在していました。
ある日、シンドバッドがルフ鳥の卵を発見し驚いていると、そこに親鳥が戻ってきてシンドバッドもろとも卵の上に覆いかぶさり眠ってしまいます。眠っている隙に鳥の足にターバンを巻きつけ、一緒に飛び立ち島からの脱出を図るのですが、鳥が連れて行った場所は大蛇の谷と呼ばれる場所。
その名の通り大蛇が棲む谷なのですが、そこにはたくさんの獣の屍とともに、宝石がいっぱいあったのです。巨大な鷲が屍をめがけて舞い降り、隠れていたシンドバッドもろとも鷲づかみして舞い上がりました。
鷲がある山の頂に舞い降りた時にシンドバッドは体をもぎ離し、大蛇の谷からの脱出に成功します。
大蛇の谷から脱出した最初の人間となったシンドバッドは別の人間に出会い、手に入れた宝石を売り、巨万の富を得てバグダッドに戻ります。

次は第三の航海

贅沢三昧の日々を送っていたシンドバッドは、異郷の空が恋しくなり、また商売の旅へと出発。台風で航路をそれた船はある島へと流れ着きます。この島にはグール(食屍鬼)と呼ばれる巨人が住んでいて、船長も含め多くの仲間が食べられてしまいました。

上の写真がこのシーンの挿絵です。

生き残った者達で協力し、二本の熱した鉄串を眠っている巨人の目に突き刺しなんとか三人が生き延びます。しかし、一難去ってまた一難。今度は大蛇が登場します。

この辺りはかなりの残酷描写が続き・・・結局、生き残ったのはシンドバッド一人だけ。

船に救われたシンドバッドは船長の計らいで商いをする事ができました。ここでシンドバッドは行方不明になった商人の物であるという荷を引き受ける事になったのですが、なんとその行方不明の商人というのはシンドバッド本人の事で、その荷というのが最初の航海で巨大な魚から逃げた時に失った自分の物だったのです。
こうして、自分の荷を取り戻したシンドバッドは順調に商いを続け、巨万の富を得てバグダッドへと帰ります。

だいぶ省略したつもりですが、長くなってしまいましたので、今回はここまでにします。

これまでの航海で、シンドバッドは商人として船に乗っているだけで、船長ではないという事が分かります。また、剣を持っていない事も。
共通しているのは、冒険とはいっても不可抗力で巻き込まれてしまっただけで、決して自分から望んだ冒険では無いという事。登場したモンスターは巨大な魚、ルフ鳥、大蛇、食屍鬼、大鷲といったところ。

これらに出くわしたシンドバッドが怯えたり、泣き叫んだりする描写もかなりあります。頭の回転が速く、危機回避の能力は大したものですが、映画のような精悍さはほとんど感じられません。

航海が続くほどシンドバッドのイメージが崩れていきますが、次は第四の航海です。

この第四の航海というのが問題で・・・

『千夜一夜物語』には想像もできないシンドバッドの姿が書かれています。次こそが『本当は恐ろしいシンドバッド』の物語です。

明日か、明後日か遅くとも一週間後には書きたいと思っております、ではまた。
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