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金星ロケット発進す

『金星ロケット発進す』(1959)は東ドイツとポーランドの合作映画。『惑星ソラリス』の原作者スタニスワフ・レムの『金星応答なし』の映画化です。

映画はゴビ砂漠の巨大隕石の落下跡から不思議な物体が発見されるところから始まります。調査の結果、それは金星から飛来した物で、ある種の記憶メディアである事が判明。謎を解くために各国から科学者が集められ、調査のためにロケットで金星へと出発する。

隕石と思われた物は、おそらく巨大な宇宙船が地球に墜落したものであり、金星には知的生命体が存在すると考えられる。しかし何故、金星は沈黙を守っているのか・・・

というわけで、これは結構お勧め。

私が持っている『米国制作版』のDVDでは出演者の声が英語に吹きかえられていて、口と英語が合っておらず、字幕が日本語だからなんだか見ていてちょっと気持ち悪いです。

そんな事はどうでもいいのですが、

当時の他の作品とは一線を画していて、宇宙モンスターや光線銃のような非現実的な物は一切出てきませんが、探査ロケットのコスモストレーター(コスモクラトール)、ロケット内部のメカや宇宙服、放射線に覆われた金星の地表、金星のコントロールルーム、重力場をコントロールする「白い球体」などレトロ感たっぷりなデザインは、こういうのが好きな人にはたまらないでしょう。


映画の前半では、わざとらしいほど国際色豊かな乗組員にハイテク・ロボットのオメガが加わり、科学万能主義を連想させます。しかし映画の後半では、金星が沈黙を守っている理由は、実は核によってすでに自滅してしまったから、という事が判明。なかなかひねりが利いたストーリーだと思います。

核で滅びた金星の廃墟で、乗組員が日本人の女性科学者スミコに「何を考えている?」と尋ねるシーンがあります。スミコは「広島のこと」と答えたハズですが、『米国制作版』では「惨劇を・・・」に差し替えられています。

この作品『ドイツ版』とか『アメリカ版』など数種類存在するらしいのですが、現在(2009年3月時点)780円で入手可能な物は、大幅にカットされたという『アメリカ版』(79分)と思われます。

あとは、個人的な感想でも。

悪役のような人物が登場しないのがイイ!(全員が一丸となって危機に立ち向かうという姿勢は見ていてとても心地よいです)

ちょっとだけ『禁断の惑星』を思い出しました(進歩しすぎた文明により自ら滅んでしまう点やロボットが出てくるあたり)

紅一点の谷洋子さんは目立ちまくり(大和撫子って良くわからないけど、こんな感じなのでしょうか?)

思ったほどオメガが活躍しなかった(天気予報とチェスの相手くらいで、あとは人間の廻りをうろつくだけ、最後は暴走して船員に怪我をさせてました)

三人も犠牲者が出て後味が悪い(ほとんど無駄死に、これに何の意味があるのか・・・)

昆虫型ロボットの動きはあんまりです(糸で吊ってあるのがバレバレでヨーヨーみたい)

コスモストレーターがかっこいい(最初にこの映画を見たいと思ったきっかけがこのデザイン、見とれてしまいました)


あとは、古典的名作といわれる原作『金星応答なし』をもう一度読んでみようかなぁ、と。なにしろ原作は中学生の頃に読んで、衝撃の結末以外は全て忘却の彼方・・・だから原作に忠実なのかもさっぱり分かりません。せっかく原作があるのなら、比べてみなくては。
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