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ジャックと悪魔の国
2009-9-12 15:42
今回はプロジェクト・アンリミテッドつながりで『ジャックと悪魔の国』(1962)
ペンドラゴンにさらわれた姫を追って、魔術師の島へと渡った農夫ジャックの活躍を描いたファンタジー作品で、ストップモーションによるモンスターが大挙登場して大暴れする冒険映画。
ハリーハウゼン作品の『シンバッド七回目の航海』(1958)のシンドバッド役であるカーウィン・マシューズと魔術師を演じたトリン・サッチャーが、この映画ではそれぞれ主人公のジャックと魔術師ペンドラゴンを演じています。そして監督も『七回目の航海』と同じネイザン・ジュラン。
登場するモンスターもレイ・ハリーハウゼンもどき・・・
プロデューサーのエドワード・スモールはどうしてここまで『シンバッド七回目の航海』に似た作品を企画したのかはホームページに書いてあるので省略・・・しないでちょっとだけ書いておきましょう。
簡単に言ってしまうと、
ハリーハウゼンは『シンバッド七回目の航海』の企画をエドワード・スモールの所に持ち込んだが門前払い。その後、『シンバッド七回目の航海』は大ヒット。
というわけで、
エドワード・スモールは必死に柳の下で2匹目のドジョウを探したわけですが・・・
ハリーハウゼンに特撮を依頼するも断られ、興行的にも大失敗という散々な結果となってしまいました。
確かに映画の出来は『シンバッド七回目の航海』と比べると雲泥の差。予算の都合もあるのでしょうが、同じ監督、主演俳優なのにハリーハウゼンがいないだけでこうなってしまうのか、という印象。
さて、
この作品の見どころはやはりストップモーションで動かされるモンスターたちでしょう。
サイクロプスもどきのコーモラン、双頭の怪物ガルガンチュア、タコのような善玉シーモンスター、猫顔のペンドラゴンなどなど。
特撮はハワード・A・カンパニーが引き受け、前回のブログで書いたプロジェクト・アンリミテッドに下請けされました。チーフ・アニメーターは当時19歳だったジム・ダンフォース。
ちなみに、ダンフォースはプロジェクト・アンリミテッドの所属ではなく、腕を買われ仕事を以来されていた、という関係。ウォーレンはダンフォースはそりが合わなかったものの、アニメーターとしての実力は認めていた、という事でしょう。
しかしこの映画のモンスターたち、写真で見ても一目瞭然ですが、その造型は褒められたものではありませんね、リアリティも可愛げも無いというか・・・
これらのモデルはジーン・ウォーレンと共にプロジェクト・アンリミテッドを立ち上げたウォー・チャンが製作したものですが、ダンフォースは不満たらたら・・・ソフビ人形のようなモデルを毎日アニメートするのは相当辛かったようです。
この映画の長所は作品全体から感じられる独特の大らかさ、悪く言えば脱力系かも・・・。どこか憎めないし、愛しく感じてしまうのが不思議。私は結構気に入っています。
ジャックと魔術師の戦い。魔法をこれほどキラキラと表現するこのセンスが凄い・・・
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