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プリズナーNo.6(Part1)

『プリズナーNo.6』(原題は『The Prisoner』)は1967年にイギリスで放映されたTVシリーズで、日本でも何度か放送されていますが、これを見た事がある人は少ないのではないでしょうか。

主人公は、パトリック・マクグーハン演じる諜報部員と思われる男。
上司に辞表をたたきつけ自宅へと戻った主人公が荷物をまとめていると、何者かに催涙ガスを嗅がされて拉致されてしまう。
目が覚めてみると、彼は見知らぬ「村」にいた。
世間と隔離された「村」と呼ばれるその場所では、住人は名前を持たず全て番号で呼ばれ、村の至るところに配置されたカメラによって常に監視されていた。
彼に与えられた番号は「No.6」
姿を見せない支配者は「No.1」と名乗り、その代理人である「No.2」は「No.6」に「情報」を提供するよう強要する。

というわけで、

「No.2」が様々な手段で「No.6」から情報を引き出そうとし、「No.6」は知恵と体力を使って「村」から脱出しようと試みる、というのが基本的なストーリーになっています。

面白そうでしょ?

ただ、

良く言えば、奥が深いという事なのでしょうが、あまりにも難解で不条理。謎が謎を呼ぶストーリーは、見る者の判断よって多くの解釈が生まれ、番組終了から40年経った現在でも、熱狂的なファンがこの作品について論争を続けていると思われます。

『2001年宇宙の旅』みたいなモンですかね?

この作品について本気で語ろうとすると何ページあっても足りないので、今回は私自身の解釈は書きません。というか、良く分からんのですけど・・・

とりあえず、

見た事が無いという人向けに、簡単に書いてみましょう!

管理された社会の中で自由を得るために、個人がいかにして戦うのか・・・これが『プリズナーNo.6』のテーマであると言われています。ようするに社会批判ですね。

以下は、番組冒頭で毎回流れるセリフです。

「ここは何処だ?」
「村だ」
「要求は何だ?」
「情報だ」
「どっちの味方だ?」
「今に判る。我々が欲しいのは情報だ。情報、情報・・・」
「喋るものか!」
「何が何でも喋らせる。」
「お前は誰だ?」
「新しいNo.2だ。」
「No.1は誰だ?」
「お前はNo.6だ。」
「番号で呼ぶな! 私は自由な人間だ・・・」

というわけで、

・「No.6」はなぜ辞職し、彼が持つ「情報」とは何なのか?

・「村」はどこにあるのか?

・「No.1」の正体はだれなのか?

探偵物のような謎解きと、今回こそ「No.6」は脱出できるのか…といったサスペンス性が番組の見どころ。

主人公の素性がはっきりとせず(名前すら明かされていません)、「村」を運営している組織がどこの国なのかも視聴者に明らかにしないまま、物語は進んで行きます。

村からの逃亡を企てる者は、「ローヴァー」と呼ばれる物体に阻まれてしまいます。巨大な風船のような物体は、意思があるかのように動き回り、逃亡者を捕らえます。おそらく機械なのでしょうが、その仕組みは全く分からず・・・シュールとしか言いようの無い存在でした。

難解どころか全く理解不能と思われる話もありますが、全部で17話あるエピソードは、SF、スパイ物、西部劇、不条理劇、サスペンス、アクションとバラエティに富んでいてどれも楽しめるものばかり。

シュールで奇想天外ゆえに、なかなか古びないのもまた事実。今でも十分楽しめると思います。

長くなったので次回Part2に続きます・・・
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