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妖女ゴーゴン

見た者を石化させるというギリシャ神話のゴルゴンが登場する映画言えば、真っ先に思い出されるのが、レイ・ハリーハウゼンの『タイタンの戦い』(1981)でしょう。

『妖女ゴーゴン』(1964)は、ハマー・フィルム・プロダクション製作、ピーター・カッシング、クリストファー・リーの2大スターが競演している怪奇映画。
何回もテレビで放送されていた事もあり、ゴルゴンといえば、この作品を思い出すも多いのではないでしょうか。

ハマー・フィルムといえば

『フランケンシュタイン』や『ドラキュラ』シリーズなど多くのホラー映画の名作を作りだした製作会社。代表作は、『原子人間』(1955)、『フランケンシュタインの逆襲』(1957)、『吸血鬼ドラキュラ』(1958)、『バスカヴィル家の犬』(1959)、『吸血ゾンビ』(1966)、『蛇女の恐怖』(1966)などなど。
ハリーハウゼン作品では『恐竜100万年』(1966)、以前に紹介したこともある『恐竜時代』(1970)もハマー・フィルムの作品です。

『妖女ゴーゴン』の時代設定は20世紀初頭、舞台となるのはドイツの片田舎バンドルフ村と、その村にある無人のボルスキ城。

この村に住む画家と恋人の女性が相次いで死体で発見されるところから映画は始まります。

ドクター・ナマロフ(ピーター・カッシング)と助手のカルラ(バーバラ・シェリー)が女性の死体を解剖室へ運ぼうとすると、死体は石と化していた。その後、警察の捜索により、画家の首吊り死体が発見されるのですが、警察は画家が恋人を殺した後に、良心の呵責に耐えかね自殺したと結論づけてしまいます。

これに納得いかないのが画家の父親であるハイツ教授。

教授は息子の汚名を晴らそうと独自に捜査を開始するが、古城に潜入した際、ゴーゴン三姉妹の一人、メゲーラに遭遇して全身を石に変えられてしまいます。
完全に石化する前に(この作品ではゆっくりと石化が進行するのです)、ハイツ教授が書き残した手紙を読んだ教授の次男ポールは、カルラの助けをかりて真相究明に乗り出します。

これにポールの恩師であるマイスター教授(クリストファー・リー)が加わり調査を進めていくうちに、驚くべき事実が明らかになっていく・・・

だいたいこんなストーリーなのですが、この作品は単なるショッカー映画ではなく、謎解きの過程も楽しめるという、なかなかの良作だと思います。

ところで

この作品では、メドゥーサ、ティシホニー、メゲーラがゴーゴンの三姉妹とされていましたが、ギリシャ神話では、スステノ、エウリュアレ、メドゥーサとなっています。
神話でのティシホニーとメゲーラは、「ゴルゴン」ではなく「エリニュス」と呼ばれる「復讐あるいは罪の追求の女神」の三人のうちの二人です。
翼を持ち、頭髪は蛇の恐ろしい形相をしている、という点は共通してますが、この作品で何故メゲーラがゴルゴンとして扱われたのかは不明。まぁ、深い意味は無いのでしょうが。

女性コーラスが不気味なオープニングの音楽、ドクター・ナマロフの医学研究施設、怪しげな村人たち、数千年も前からゴーゴンが住み着いているというボルスキ城の不気味さはいかにも怪奇映画といった趣。


ドクター・ナマロフは何故、死体が石化した事実やゴーゴンの存在を否定するのか? 全ての村人たちが真実を避けようとしている理由は何か? 伝説によればメゲーラは人の身体にとり付く事もあるという。村人の誰かの中に入っているとすれば、メゲーラの正体は誰なのか?

推理小説風に秘密が解き明かされる過程は見ごたえあり! 

しかし、

登場人物が少ない事もあり、ほとんどの人が映画の中頃には真相に気付いてしまうでしょうけど・・・

そしてやっぱりピーター・カッシングとクリストファー・リーの対決は見ごたえありますねぇ。

バン・ヘルシング教授vsドラキュラ伯爵

最近のSFファンからすると、モフ・ターキンとドゥークー伯爵ですか。

最後ですが、

ちょっと残念だったのが、ゴーゴンの扱い。あれほどのインパクトある造型(メイク)だったにも関わらず、登場シーンがあまりにも少なく、ただ突っ立っているだけでした。アップで見るとチープさが目立つからでしょうか?
そして、ラストのあっけなさは、『タイタンの戦い』の息詰まるメドゥーサとの戦いと比べるとあまりにも拍子抜け。

ミステリアスな展開が楽しめるこの作品に、クライマックスでのゴーゴンとの戦いがプラスされていたら、なんのためらいも無く「名作」と言えたような気がします。

子供の頃にテレビで見て、最も怖かった怪物の一人がこれ。


でもこれって特殊メイクというよりも、ただの「メイク」ですよね? だから尚更怖かったのかも。その辺に本当にいそうな気がします・・・
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