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海底都市 アーウィン・アレン

『海底都市』の製作と監督は、以前にブログでも書いた事のあるアーウィン・アレン。

アーウィン・アレンといえば、TVのSF番組『宇宙家族ロビンソン』(1965〜1968)、『タイムトンネル』(1966〜1967)、『原子力潜水艦シービュー号』(1964〜1968)などを手がけた名プロデューサー。

この作品はTVシリーズ『巨人の惑星 』(1968〜1970)の終了後の1970年の製作です。

その後、映画に進出し、『ポセイドン・アドベンチャー』(1972年)、『タワーリング・インフェルノ』(1974年)などを手がけ、パニック映画の巨匠と呼ばれるようになるアレン監督作品だから面白くないわけがない。

と言いたいところですが・・・

実際のところ、アーウィン・アレンを語る時に、ほとんど触れられる事が無いのがこの作品。何故、この時期にこのような作品を? というのが率直な印象。

あらすじは

舞台は2051年の近未来。海底都市の設立者であるマシューズは、大統領の要請により、強力なエネルギー源であるH-128を海底地震による誘爆から防ぐための対策を講じる、という特命を受け、再び司令官の任務に就く。しかし、H-128用の貯蔵庫を建造中に小惑星衝突の危機が迫り、決死の避難作戦が始まるのだが、その裏では、H-128を盗み出そうと目論む一派の謀略が着々と進行していた・・・。

海洋アドベンチャーとしては、可もなく不可もなく、といったところでしょうか。しかし、同じ海洋物としては、数年前に作られた『シービュー号』やその原型でもある『地球の危機 』(1961)の方が明らかに上。

物語の前半部分は、マシューズの司令官復帰を快く思わない人たちとの確執による人間ドラマに終始。そして後半は、小惑星衝突の危機によるドタバタの脱出劇へと路線変更。いきなり衝突まで7時間って・・・

脚本や演出はともかく、いかにもアーウィン・アレンらしい特撮部分はこの作品の見どころです。


キラキラと金色に輝く海底都市。そこを往来する潜水艦や、透明チューブの中を移動する車は、少年時代に夢見た未来都市そのまま。話のスケールの大きさに反比例するかのようなお粗末なセットも含め、まぁ、そこそこ楽しめる内容ではありました。『シービュー号』の飛行潜水艇「フライング・サブ」の登場も、ファンサービスというよりも、予算の都合と思えてしまうのがちょっと悲しい。

この作品には、アーウィン・アレン作品の常連俳優がたくさん出演しています。

主な登場人物はこちら


『タイムトンネル』からはダグとトニー、そして所長さんも。そしてシービュー号のネルソン提督ですね。

次の画像


上はこの映画の主役、マシューズ提督とヒロインのリアです。この二人がやがて恋に落ちるという・・・

スチュアート・ホイットマンは、この人がヒーロー役でいいの? と思える風貌だし、ヒロインのローズマリー・フォーサイスも微妙。まぁ、美人だとは思いますけど・・・

そしてH-128強奪を目論む悪役、ロバート・ワグナー。私はこの映画のビデオを持っているのですが、悪役のワグナーの写真がパッケージになっているのは一体? 主人公のビジュアルに難あり、というビデオ会社の判断でしょうか。

一番印象的だったのが、水中で息が出来るという設定の両棲人間を演じたバール・デベニング。

最初は両方の頬にくっついている物を見て、「おぉー、特殊メイクでエラを付けたんだ!」と思っていたらただのモミアゲだったという・・・

個人的には、リチャード・ベースハートやバール・デベニング、ローズマリー・フォーサイスなど『刑事コロンボ』で見た事がある人が多く出演していたのが一番楽しめました。
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