Blog
レイ・ハリーハウゼン関連のホームページはこちら→パラディオンhttp://palladion.fantasia.to/
新着アーカイブ
インビジブル・インベーダーズ/Invisible Invaders
(2014/1/26 21:38)
恐竜時代
(2014/1/4 21:07)
近未来予想2010
(2014/1/1 22:24)
キャプテン・シンドバッド
(2013/12/15 22:37)
原始獣レプティリカス
(2013/11/25 23:17)
The Puppetoon Movie/パペトゥーン・ムービー
(2013/11/18 00:27)
猿の惑星
(2013/5/6 15:41)
『ヒューマノイドの創造物』Creation of the Humanoids
(2013/2/19 21:53)
ウルトラマンのことなど
(2013/2/3 21:43)
SF映画のテイストのこと
(2013/1/27 23:46)
新着コメント
悪魔の発明
by 匿名 (04/20)
恐竜時代
by na (10/03)
タロスのエクスプラス製フィギュア
by スーパーコピーブランド モンクレール ダウン (11/21)
SF映画のテイストのこと
by 年収400万 ロレックス (11/15)
火星人地球大襲撃
by パラディオン (10/10)
火星人地球大襲撃
by 通行人 (10/10)
火星人地球大襲撃
by パラディオン (09/08)
火星人地球大襲撃
by tako (09/07)
ヤング・シャーロック/ピラミッドの謎
by スーパーコピー 時計 寿命 vaio (08/02)
プロジェクトUFO/PROJECT U.F.O.
by パラディオン (06/30)
新着トラックバック
ドクター・モローの島(1977年版)
by
映画感想 * FRAGILE
(11/18)
謎の空飛ぶ円盤
by
トンデモない一行知識の世界 2 - 唐沢俊一のガセビアについて -
(03/24)
スタークラッシュ(パート1)
by
ゆいもあ亭【非】日常
(08/10)
決死圏SOS宇宙船
by
来夢望瑠_日々平凡
(04/12)
タイム・トラベラーズ
by
bmbaxnvi
(02/14)
ブログ内検索
火星超特急
2010-2-28 23:09
いかにもSFファンが喜びそうなポスターのデザインは、1951年製作の『火星超特急』
アメリカ合衆国が火星探査のために、ロケットを発射。目的地にたどり着いた五人の前に現れた火星人の正体とは? そして宇宙飛行士の運命やいかに・・・
この作品、SFブームをおこすきっかけになった『月世界征服』(1951)の大ヒットに便乗する形で作られたのは明らか。雰囲気も似ています。
しかし、可能な限り科学的に正確に作られた『月世界征服』と比べると、科学的考証などはどこへやら・・・
製作期間はわずかに11日! という典型的なB級作品です。
何とか火星に行き着けても、帰れる保障ないという無鉄砲な計画に唖然。なんでも登山で言う頂上征服が至上命令だそうで、人間の命よりも登頂の方が重視されるという設定。
命の保障が無い宇宙探検にも関わらず、悲壮感は全く感じられず。せめて宇宙服ぐらい着てから出発しましょう。
航行中にはお約束のトラブル発生。着陸装置の故障により、火星への胴体着陸を余儀なくされます。
物凄い勢いでロケットは頭から山に垂直に突っ込み、その衝撃で発生した雪崩に巻き込まれるものの、乗組員は全くの無傷という・・・これはもう、ほとんど漫画かコントの世界でしかありえない。
火星探検に出発する乗組員たち。ここでも宇宙服は無く、簡単なマスクだけの装備で出発。着陸地点には、偶然にも火星の総督が住んでおりました。
火星人は地球人を客人として歓迎し、宇宙船の再建を約束します。
地下に建設された火星の大都市。巨大なビルや空中を飛ぶ乗り物などの描写がちょっとイイですね。火星版エデンの園という設定。思いっきり絵ですけど・・・
通路の壁が斜めで、一列でしか歩けないのには笑ってしまいました。宇宙っぽくしたかったのでしょうが、とても機能的とは思えないデザイン。
あ、忘れてました。前から見た火星人がこれです。
どんな宇宙人が登場するのかと期待していたのですが、地球人そっくり。ビデオのパッケージに騙されました。火星人の方がしっかりと宇宙服を着ているのもなんだか笑えます。
火星にいれば火星に従え
というわけで、女性の服装は、全員超ミニスカート。地球の女性も火星人にならってミニスカート。男も火星の服を着用。これでは、はどっちが火星人だか分からん・・・
さて、友好的と思われた火星人でしたが、実は・・・
宇宙船の再建に協力すると見せかけ、発射の直前に宇宙船を乗っ取り、地球を征服しようと計画していたのでした。火星は鉱物の枯渇により滅亡の危機に瀕し、他の惑星に移住する必要に迫られていたのです。
何故、自力で地球へ行かないのか?
高度な文明を持っているにも関わらず、惑星間航行は失敗の繰り返しなんだとか・・・
どういう設定なんだ、それは?
ここから先は、宇宙船を修理して故郷へ帰りたい地球人と、宇宙船の強奪を策略する火星人の駆け引きが見どころ。
というか、一応このあたりが物語りのクライマックスなのでしょうが、イマイチ盛り上がらない。
計画に反対し、地球人の味方をする火星人の助けにより、脱出に成功。火星人の追っ手を振り切り、宇宙船が飛び立ったところで、いきなりのエンドマーク。
えぇ!? これで終わりなの? みたいな・・・
というわけで、
結構真面目に作られている、というのは分かるものの、突っ込みどころ満載というちょっと困った映画なのです。
個人的には、大好きな流線型の宇宙船がいっぱい映っていた、という理由だけでも許せてしまいます。B級SFが好きな人には、ぜひとも観ていただきたい作品ではあります。
(トラックバックURL) http://palladion.fantasia.to/step_blog/archive_154.htm
|
コメント(0)
|
トラックバック(0)
|
SF・ファンタジー
|
コメント
名前
メールアドレス
URL
本文
コメント一覧
トラックバック一覧
カテゴリー
レイ・ハリーハウゼン(39)
SF・ファンタジー(174)
Toy(15)
ミステリー(3)
日本映画(2)
その他(12)
過去記事一覧
全ての記事