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バミューダの謎/魔の三角水域に棲む巨大モンスター!

『バミューダの謎/魔の三角水域に棲む巨大モンスター!』(1978)

『極底探検船ポーラーボーラ』から二年後、再びランキン=バス・プロダクションと円谷プロが共同製作した作品で、原題は“THE BERMUDA DEPTHS”

監督のトム・コタニは、前作では共同監督だった小谷承靖氏の英語名。特撮監督は円谷プロの佐川和夫氏。

細かいストーリーなど全く覚えていなくても、エンディングに巨大な亀が出てくる映画、といえば思い出す人も多いのではないでしょうか。

しかし、これは邦題のようなモンスター映画ではなく、ほとんどラブ・ストーリー。ジェニーと島にやって来た青年マグナスのロマンスを中心に描いた作品です。

数年前に不可解な死を遂げた父親の死因を確かめるため、子供時代を過ごしたバミューダに帰ってきたマグナスは、生物化学研究所で働く父の友人達を訪ね、巨大生物の捜索に加わる。
そんな時、マグナスは幼なじみのジェニーと出会う。美しく成長したジェニーに魅かれるマグナスだったが、現地の人たちはジェニーの名前を聞くと顔色が変わり、「彼女には近づくな」と警告する。
ジェニーは200年以上前に海難事故に遭遇し、悪魔に魂を売ることにより助かったのだが、その結果バミューダ・トライアングルで永遠に若いまま生き続けるという悲しい運命を持つ少女だった。

えーと、

簡単に言うと、巨大亀を捕獲しようとする科学者たちがいて、その亀と何かの因縁があるジェニーとマグナスが恋仲になり、板ばさみ状態。

捕獲作戦はちょっと『ジョーズ』っぽい感じ。

作戦は失敗し、二人の仲間は死亡。ジェニーは姿を消し、マグナスは失意のまま島を去る・・・みたいなお話です。

この映画は昔テレビで放送された事があるのですが、おそらくその後のビデオ発売などは無かったのではないでしょうか。DVD化も無し。

というわけで、今回は画像を中心に・・・


これは回想シーン、幼いマグナスとジェニーが海亀の甲羅に二人のイニシャルとハートマークを刻みます。貝殻の首飾りをプレゼントしたジェニーは、亀と一緒に海へと消えてゆく。


とても綺麗に撮影されていたバミューダの風景や海。映画全編に流れるヴィヴァルディの名曲が心地よい。


海から現れ海へと姿を消す、神秘的で可憐なヒロイン。


少女と亀の目が光るシーン。詳細は不明ですが、二人の間には不思議な因縁があるようです。


殺された友人たちを埋葬した墓地に、18世紀に行方不明になったジェニーの墓があった、というシーンが切ない。

島を去るマグナスがジェニーにもらった貝殻の首飾りを海へと投げ捨てると、画面は海中に切り替わります。

そこには悠然と泳ぐ巨大な亀の姿があり、その甲羅にはハートマークと二人のイニシャルが・・・

このラスト・シーンは、一度見たら絶対に忘れられないほどドラマチックなものでした。

最後に短い動画
http://palladion.fantasia.to/THE BERMUDA DEPTHS.mov

アメリカのABCで放送された際には、なんと40%という脅威的な視聴率だったそうです。

悲しき魔女と青年の実るはずのない恋。ちょっとだけ恐いけど、ロマンチックで神秘的な作品でした。綺麗な映像に丁寧な特撮。これは間違いなく名作でしょう!
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