ミステリー映画の結末のこと |
2011-6-1 22:15 |
昨日ようやくアカウント停止が解除されました。
データ転送量が規約を超過した事によるアカウント停止。
もうこれで何回目になるのか、2ちゃんねるにリンクされた特定の記事や画像に、1時間あたり数千ものアクセスが集中した事が原因だとか。
2ちゃんねる恐るべし・・・
と、ゆーわけで、仕事が忙しいので今回はただの雑談。次回の更新は6月10日以降の予定です。
2ちゃんねるとえいば
私は掲示板というものが好きではないので、2ちゃんねるに限らず、ほとんど掲示板というものを見た事がありません。
何かのきっかけで目にする事があっても、例外なく気分が悪くなるので・・・
映画サイトのレビューなどもまたしかり。
ネタバレもあるので、当然の事ながら鑑賞前に他人のレビューを見る事はないのですが、大好きなジャンルであるミステリーなどの場合、鑑賞後に評価が気になった時には見る事もあります。
書き込む事は絶対に無いですけど・・・
で、いつも思う事といえば
まぁ、批判するだけなら簡単だよなぁ、と。
私の場合
「代替案が無いのなら、批判や反対はしない」
という事をなるべく心がけるようにしております。私生活も含めて、です。
だから、やたらと批判的な事を書いている人を見ると
「それでは、あなたの認めるお勧めの作品は何?」
「皆が納得するような名作を挙げて下さいませんか?」
って問いかけたくなります。
絶対に書き込みませんけどね(笑)
ほとんど全ての作品で批判的なコメントばかりしている人って、いったい何がしたいんですかね?
ミステリーのオチに対しての批判というのも多く見られますね。
えーと
これから書く文章はネタバレを含みます
以前『シャッター・アイランド』(2009)という作品を見た時の事。私は十分に楽しんだのですが、ちょっと気になった事があったので、映画サイトのレビューをのぞいて見ると・・・
やはり、というか、このオチに関して批判的な意見が多数ありました。
『シックスセンス』とか『アイデンティティー』など、この手の作品はいっぱいあるので、いまさらこんなオチは駄目、とのご意見も
どれも全く違う作品なのに・・・
まぁ、気持ちは分からなくもないですけどね。
でも
一人の小説家が同じようなオチを書いたら批判されるのも当然でしょうが、これは映画なんだから・・・
その結末に至るまでのプロセスを楽しめないものなのでしょうか?
オチだけで映画を評価する人の多いこと。
そもそも『シックスセンス』のオチだって昔からあるパターンなのですけど、元ネタがあると分かったら評価を変えるんですかね?
ただ、ミステリー映画(小説)の評価が大変難しいのも確かですね。
本当に面白かった、と感じるのは、最後のオチで見事に騙された時。トリックを見抜いてしまった場合はちょっと微妙?
「謎解きミステリーは映画には向かない」と言ったのはヒッチコックでしたっけ?
途中でトリックに気が付こうがオチが分かっていようが、何度見ても面白い作品が(その人にとって)本当の名作。
私にとっての名作は、山ほどありますけど、とりあえず一作だけ挙げるとすれば・・・
ビリー・ワイルダー監督作品の『情婦』(1957)などがよろしいかと。
アガサ・クリスティーの作品で、原作よりも面白いと感じたのはこの作品のみ。
オチは原作をもう一捻りしたものになっていて、最後の弁護士さんのセリフも感動もの。
この作品の何が凄いかと言うと
オチ(犯人)が分かっていながら、何度見ても騙されそうになってしまうところ(笑)
これは私の頭が悪いというよりも、脚本が良いのと役者さんたちの演技によるところが大きな理由である、と思いたいです・・・
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コメント |
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コメント一覧 |
投稿者 : タノQ
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たしかに気分わるい掲示板おおいですね。ご指摘のレビュなども、たとえば某あまぞん、わりあい罵詈雑言な誹謗めいた評めずらしく、ないです。
…とかいって、わたし、けっこう某あまぞんレビュにはキツイ調子かいてますね。自分とこで採りあげる分には、ひかえめなのに。
わたしの話しで申訳ないですが商業ページであれば、いい作品わざわざ褒めなくても誰か他の人が褒めるし、また逆に、お金だすと損するようなマガイモノ作品なら、それは損しますよと明かしといたほうが、いいような感じに思うです。自分とこでは、よっぽど「どうかしてる」作品でもない限り評からくしない、あるいは最初から採りあげないということもあるので。
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2011/06/02 00:58 |
投稿者 : パラディオン
タノQさん、コメントありがとうございます。
そもそも私が掲示板を嫌いになったきっかけは格闘技なんです。
罵詈雑言、誹謗中傷、選手の人格を否定するような発言が多くて本当に気が滅入りました。
それと比べたら、映画サイトのレビューなんて全然ましな方ですよね?
自分で書いている作品の評価が気になった時は、たまに見に行ったりしますけど、レビューしている人が0人なんて事も少なくありません(笑)
掲示板は見ませんけど、気に入った個人サイトには時々遊びに行ってます。
映画好きが伝わってくるようなサイトは読んでいて気分がいいので。
タノQさんの言うところの、よっぽど「どうかしてる」作品って本当にありますよね。
パッケージはそそるデザインで、紹介文も面白そう。でも見てみると内容がまるっきり違う物とかも少なくありません。
最初から騙そうとしているとしか思えない作品もあるんですけど、確信犯なのですかね?
鑑賞前にリサーチしないので、結構騙されているような気がします・・・
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2011/06/02 20:45 |
投稿者 : たあ
大方の批評(めいたもの)は、書いてる本人の好みに合わないというだけの不平不満のような気がします。
諸手を挙げて賛成する事がなんだかカッコ悪い、どこか斜め視線で見て粗捜しをして「そこいらに大勢いるのミーハーじゃないんだよ」みたいにカッコつけてる勘違いな人たちだと思います。
撮影や編集のミスを指摘してそれだけでもうその作品は0点みたいな・・・
ディレクターズ・カット版なんてものも氾濫してきたのも「何だかなあ」って思います。
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2011/06/02 20:47 |
投稿者 : パラディオン
確かに、誰が見ても0点に近い作品もありますけど、多くの場合はたあさんのおっしゃるとおり、好みの問題ですよね?
斜め視線で見てカッコつけてるというのは、私も何となくそういった空気を感じるのですが、匿名の掲示板でそれをやることに何の意味があるのか・・・
なかなか良い作品だと思ったものが、批判的なコメントだらけなのを見ると、本気でそんな事思っているのかなぁ?と疑問に思うのと同時に、本気だとしたら、この作品を楽しめないなんてちょっと可哀想だなぁ、なんて思ったりします。
幸いにも、私がブログで取り上げる作品は「ビデオ屋で偶然手にとって見てしまう」といった類のものではなく、本当に好きな人が選んで見る事が多いと思われるので、批判の対象にされる事は少ないような気がします。
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2011/06/02 22:29 |
投稿者 : たあ
自分も一時期かなりマニアックな視点でSF映画を観ていたころがありましたが、その頃は「カルトなB級こそ本物、メジャーなA級はクソ」なんて極端な考え方をしてました。結局それも映画雑誌等の批評に影響されていただけなんですよね。ランク付けすること自体おかしなことで自分の好きな映画にA級もB級もないんだなあ「面白けりゃそれでいいじゃん」というのが現在の考えです。
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2011/06/02 23:10 |
投稿者 : パラディオン
あー、なるほど。
まぁ、それは極端な考え方だとしても、メジャーなA級作品って、何というか、その、一般大衆受けを狙いすぎて、マーケティングリサーチとか言うんでしたっけ? そのせいでコントラストが一辺倒な印象もあります。
カルトなB級作品ならではの斬新なアイデアでヒットする作品も多いですよね。
で、続編からA級に昇格して、判で押したように同じような作風になってしまい、前作の良さが失われてしまうという・・・
だから、まったくの見当違いというわけではないような気もしますが、どうなんでしょう?
大作にしか出来ない事もあれば、低予算を逆手に取ったようなアイデアもあり、それぞれの良さがありますよね。
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2011/06/02 23:34 |
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…とかいって、わたし、けっこう某あまぞんレビュにはキツイ調子かいてますね。自分とこで採りあげる分には、ひかえめなのに。
わたしの話しで申訳ないですが商業ページであれば、いい作品わざわざ褒めなくても誰か他の人が褒めるし、また逆に、お金だすと損するようなマガイモノ作品なら、それは損しますよと明かしといたほうが、いいような感じに思うです。自分とこでは、よっぽど「どうかしてる」作品でもない限り評からくしない、あるいは最初から採りあげないということもあるので。