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アトランチスの謎

ネモ船長で思い出したついでに『アトランチスの謎』(1978)

製作総指揮は1960年代にテレビでヒット作を連発した名プロデューサーのアーウィン・アレン。
『ポセイドン・アドベンチャー』(1972)など、映画でも大成功を収めたものの、パニック映画のブームが過ぎ去るとその後は低迷が続き・・・
そんなアレンが、再びテレビ界へ戻って来た時期に作られた作品です。

映画の舞台は現代(1978年)
100年の人工冬眠から目覚め、伝説の大陸アトランティスを目指すネモ船長が、アメリカ海軍からノーチラス号の修理と乗組員を得る見返りとして、世界征服を企む悪の組織と戦うことになる、というもの・・・

えーと

大好きなアーウィン・アレンにも関わらず、この作品にはイマイチ乗れないのですが・・・

「奇想天外」というよりも「子供だまし」といった印象。

まぁ、そのあたりの境界って人によって様々だと思うのですが

・ネモ船長が実は冷凍冬眠で生きていた

・ジュール・ヴェルヌの本が作者の自伝だったという設定

・レーザー光線や電子バリアーを使用するノーチラス号

・黄金の仮面をつけている悪の手下ども

・人を洗脳するヘッドバンド

これらの設定、やっぱりダメです。マンガっぽいというか、幼稚というか・・・

ジュール・ヴェルヌの愛読者であり、彼の創造したネモ船長のファンである私からすると、ネモ船長を題材にした映画としては残念ながら最低の部類、ですかね。

「ルパン三世」のような軽いノリとアクションをネモ船長のキャラでやられても感情移入など出来ません。

それならば

ネモ船長ではければ普通に楽しめたのか? というと

これまた微妙ですね。

舞台設定はアレンお得意の「海底物」なのですが、チープな海底版『ギャラクティカ』といった印象です。


私には『スター・ウォーズ 』(1977)のヒットにあやかろうと製作されたB級SFの一つにしか見えませんでした。

あ、実際そうなのかもしれませんけど。

艦内の通路での銃撃戦は『スター・ウォーズ 』そっくりだし、影響を受けているのは間違いないかと。


このシーンで音楽までパクッていたのには吹き出してしまいました。

特撮がふんだんに使用されていたのはアレンらしくて良かったと思います。スタッフにはL.B.アボットの名も。

俳優さんたちの顔ぶれも楽しく

ネモ船長役はホセ・ファーラー

悪の天才科学者カニングハムはバージェス・メレディス。こういう人が悪役だとイライラしないので良いです。

アトランティスの長はホルスト・ブッフホルツ。西部劇ファンにはお馴染み。あまりの若さにビックリしました。

他にはバール・デベニングやメル・ファーラーなど個性的な役者さんも。

ネモ船長といえばノーチラス号ですが


特に感想は無し・・・
敵艦は『スペース1999』のイーグルを改造したものですね。

そんなわけで

映画の前半は悪の天才科学者カニングハムとの攻防戦がメインとなっています。

特撮がチープなのは個人的には全く気になりません。もともとアレンのテレビ・シリーズなんてチープなものでしたから。

ただ、この映画、脚本が・・・

前半の戦いが一段落してから、幻のアトランティス大陸までわずか2分弱というあっけなさには苦笑。そして、アトランティスの描写は最高評議会の会議室のみという・・・

アトランティス人はいきなり泳いで潜水艦に乗り込んでくるし、最高評議会メンバーはネモ船長を敵と決めつけ「殺せ、殺せ」を大合唱。なんだか野蛮人みたいでした。

セリフもどこか変で

100年も寝ていたネモ船長が
「以前にはこんなところに機雷は無かった」

とか

味方のスパイが乗り込んだノーチラス号を機雷に誘導しておいて
「ネモを狙ったのだ」
って、言い訳にもなっていないし・・・

突っ込みどころの多さでは、数あるSF作品の中でもトップクラスかもしれません。

でも

たくさんのアレン作品に思い出があるファンとしては笑うに笑えないです、これ。

この後、さらなるヒット作を生み出したという実績でもあれば「アレンでもこんな作品を作ることがあるんだなぁ」で済まされると思うのですが・・・

「夢よもう一度」であっけなく轟沈、といったところですかね?

嫌いな作品ではなく、ある程度は楽しめましたけど、ファンとしてはちょっと切なくなる作品でもありました。
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