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五十年後の世界

五十年後の世界(1930)

この映画の舞台は1980年のニューヨーク。映画が製作された1930年から見た50年後の世界が描かれているというわけです。

注目すべきは

SFとしては世界初のトーキー(発声映画)であるという事!

で、尚且つミュージカルでもあるという・・・

ミュージカル映画をあまり好まない人は

「どうしてそこで歌うのかなぁ?」

と、多くの場合そう感じるものだと思います。

もちろん、楽曲やダンスシーンが素晴らしく、苦手な人が見ても十分楽しめる作品も数多くありますが、この映画はSF作品なわけで・・・

見終わった後の感想としては、歌う場面は全てカットして欲しかったなぁ、と。

まぁ、本格的にトーキーが流行りだした時代の作品なので、大人の事情とかでミュージカルを取り入れざるを得なかったのかも知れませんけど。

えーと、あらすじを一応書いておきましょう。

仮死状態だった男が、最新の技術により1980年に蘇生する。人々が全て番号で呼ばれる世界で、男はシングル0と呼ばれ、J21という青年と出会う。J21には愛する女性LN18がいたが、1980年には結婚相手は法廷が決める事になっており、ライバルのMT3に有利な判決が下される。その決定を覆すためには、何か優れた業績をあげなければいけない。J21に残された時間は三ヶ月あまり。そこでJ21は、友人のRT42と共に火星行きのロケットに乗り込む事を決意する。密航者のシングル0を含めた三名は無事火星に到着。最初は歓迎された三人であったが、火星人同士の内紛に巻き込まれ囚われの身となってしまう。

かなり荒唐無稽で、あらすじだけでも突っ込みどころがありますけど・・・

で、なんとか脱出して地球へと戻り、その功績が認められ、J21はめでたくLN18と結婚することになってめでたしめでたし。

この作品、いくぶんコメディータッチで描かれているものの、ちょっと中途半端な印象。いっそのこと、50年後に生き返った男の珍行動を主題にコメディーにしたほうがよかったかも知れません。

でも、ストーリーはともかく

この作品は非常に面白かったですo(・∇・o)

舞台が1980年という事は、映画全編が1930年の人が考えた未来像で描かれているという事でもあり、その未来観とデザインが非常に楽しかったという事。

なので、私は最後まで飽きる事無く見ることが出来ました。


番号で呼ばれる住民(ペット含む)

交通手段は車ではなく飛行機

テレビ電話

死体蘇生術

針のない注射器

食料ばかりか飲料までもが錠剤となっている

自販機で購入できる人工培養された子供

などなど

1980年どころか2011年現在でもほとんどが実現していないものばかりですね。

映画自体が科学的考証が皆無だという点から判断すると、1930年の人が本気で50年後にこのような未来が実現すると考えていたとは思えませんけど、どうなんでしょうか?


実験室のネオン管とか、なにやらブクブクいってる試験管類って50年代くらいまでは定番でした。

壁や窓が斜めになっているデザインも60年代までは良く見かけたものです。明らかに機能的ではないのですが、当時としては未来っぽさを表現するのには効果的だったのでしょう。

1970年代以降の近未来映画にはこういったデザインはほとんど見られなくなってしまいました。

そして愛を語る場面で歌う恋人達


あー鬱陶しい(-"-;) 普通の会話にしておけばいいのに・・・

あとは

映画後半の惑星間ロケットと火星探検のシーンもこの作品の見どころの一つ。


女性たちのダンスシーンは古い映画のキャバレーみたいでした。火星人が、優れた科学力を持っておらず、比較的野蛮な人種として描かれていたのはちょっと残念でしたけど。

というわけで

この映画は、アカデミー美術賞にノミネートされたほど評価されたわけですが、興行的には失敗作に終わってしまったそうです。

この時代にセットだけでも25万ドル、全体で110万ドルの予算って凄いですね・・・

その後、これらのセットはユニヴァーサルが買い取り、連続活劇『フラッシュ・ゴードン』(1936)や『バック・ロジャーズ』などに流用されたそうです。デザインが評価されたのか、少しでも予算を回収しようとしたのか、おそらく両方。

その後この宇宙船は『フラッシュ・ゴードン』のザーコフ博士のロケットとして大活躍していました。後部からモクモクと煙を吐き出して飛行するシーンが思い出されます。
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