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バンデットQ

ここ最近相変わらずの激務。なんとか仕事の合間の休日に東京まで「特撮展」とやらを見に行ったものの、入場まで3時間以上も待たされると聞き、あえなく轟沈。

隣りの公園でおにぎりを食べてそのまま帰省・・・

午後から出かけたのでそんな時間無いって! というようりも、3時間以上も並ぶ気が無かったんですけどね・・・

というわけで

気がつけばブログをひと月も放置してしまいましたが、今回は大好きな『バンデットQ』(1981)

テリー・ギリアム作品のほとんどがツボ。一番好きな作品を決めるのは極めて難しい(そんな事する必要も無い)のですが、もしかしたらこの作品を選んでしまうかも、というほど大好きな映画です。

日本での劇場公開の際、重要な部分がカットされているという事が当時からいろいろな雑誌で取りざたされていましたが、そもそも当時私が住んでいた田舎では上映すらされなかったので関係なし。テレビ放送も見ていないので、観賞するにはビデオの発売を待つしかありませんでした。

あらすじをビデオパッケージの裏側から

イギリスのとある静かな住宅街に住むケビン少年の部屋に、ある日突然6人の小人が出現する。彼らは創造主に仕えていたが、タイム・ホールの場所を示した地図を盗み出し、この地図を手にあらゆる時間・場所にワープして盗みを働こうとしていたのだ。このタイム・ホールとは神が6日間で世界をを創った時に、つい見落としてしまったエア・ポケットのことなのだ。「地図を返せ」と追ってくる創造主。6人の小人達と共にケビン少年も逃げ出した。18世紀のイタリアでナポレオンに出会ったり、ギリシャの砂漠でアガメムノン王を助けたり、突如タイタニック号の甲板に現れたり…。ケビン少年の時空を超えた大冒険が次々に繰り広げられる。しかし、行手には、悪魔が地図を横取りしようと少年達を待ち構えていた・・・

ストーリーだけ読んでみると、夢や冒険がいっぱい詰まったファンタジー映画っぽいのですが、テリー・ギリアムがそんな映画を撮るハズもなく、いや、確かに冒険映画なのですが全く型にはまらないというか、それだけでは終わらないというか・・・


そういえば

何かの本で「この作品を傑作とか面白いとか言っていると頭を疑われるので要注意!」のような事を誰かが書いていたのを思い出しました・・・

まぁ、評価されにくいのも分かるような気もします。この監督さんの独特の世界観はツボに入らない人にとってはあまり面白くないのかもしれません。ケビン少年、一緒に冒険しているというよりも、巻き込まれてるだけだし(笑)

個人的には「傑作」という評価ですが、一般的にはどうなんでしょう? 「珍作」といったら失礼だし・・・「怪作」?

おそらく『未来世紀ブラジル』(1985)あたりも、そうとう評価が分かれているんじゃないですかね?

私の場合は何というか、言葉では言い表せない不思議な魅力を感じてしまうわけでありまして・・・

とにかく大好きな作品なので、思った事をあれこれと

R2D2の中に入っていたケニーベイカーさんが素顔で出演している事でも有名ですが、まずは邦題の「Q」

冒険する「Q」たちって・・・。というか80年代なのにこのセンス? 私が知らないだけで、何か意味があったのでしょうか?

自分の寝室から冒険が始まる、というのが良い。凄く良いです! タンスから小人たちが現れ、壁がタイムホールとつながる冒頭シーンがたまらなく好きでした。

映像は面白いですね、この作品。美術が素晴らしいしスケール感もなかなかのもの。もう見ているだけで心躍ります。私などはストーリーや冒険といよりも、映像そのものにワクワクしてしまいました。


帆船を帽子のように頭に載せた巨人の映像などはビデオやDVDのパッケージにも使用されています。この映画を象徴するシーンなのにストーリー上ほとんど意味がないという・・・?

これ見た時「あ、モンティ・パイソンだ!」って

そういえば、昔はビデオ屋に「『空飛ぶモンティ・パイソン』いっぱいありました。好きだったなぁ・・・

あらすじの通りに物語は進み、いくつかの解釈が出来そうなラストシーンとなります。

なんでも日本公開の劇場版では、ハッピーエンドに見せたいという配給会社の意向により、ケビンの両親が爆発して消えてしまうシーンがカットされていたのだとか。大冒険が終わり、自分の世界に戻ってきてめでたしめでたし、と。

この映画もう30年も前ですか・・・、こんな事が許されたんですね。

で、いまさらながらオチの解釈ですが

私の場合、最初見た時は単純に「火事で両親を失った少年が、冒険を通して一人で生きていくために必要な経験と勇気を得たのだ」と思っていました。

映像で見た事は全て実際に起こった事

であり、これから一人で生きていかねばならなくなった少年に、神様が粋なはからいをしてくれた、といった解釈ですね。神様の「彼は残り、戦いを続けるのだ」というセリフから漠然とそう思ってました。

ところが

手元の本には、物語はケビンの「夢」だった、としっかり書いてあります・・・

まず「火事で両親を失った」という現実があり、正気を失いかけた少年が「現実逃避として見た夢」を映像化したものがこの作品というわけ。

つまり、両親が爆発して消えてしまうのも含めて「少年の頭の中の物語」だった、というもの

最初にこの本の記事を読んだ時、ちょっとだけがっかりしたのを覚えています。

確かに冒頭からそれらしい伏線はいくつか見られます。

冒険前にキッチンでケビンが古代ギリシャの話をしていたり、劇中に出てくるものとケビンの部屋の写真や小物との一致、そしてケビンが目を閉じて眠りに入った次の瞬間から冒険が始まるといった展開、などなど・・・

『未来世紀ブラジル』とか『バロン』を見ているとこっちの解釈の方がギリアムの意図に近そうですね。

なんでも三作合わせてギリアムの「夢の3部作」だそうです・・・

夢オチが好きではない私は、今でも「現実に冒険したのだ」と思いながら観賞しております。

まぁ、どんな解釈であろうが映像美は堪能できるし『バンデットQ』のヒットにより、テリー・ギリアムが長年あたためていた『未来世紀ブラジル』の制作へとつながったのだから、それだけでもOKです!


なんとなく『オズの魔法使い』っぽいですね?
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