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THE CRAWLING EYE

THE CRAWLING EYE(1958)

今年の正月は8連休。

相変わらずの読書と映画観賞に夢中になりすぎてブログは放置・・・

生活感の無い私のブログは正月など無かったかのように地味な作品で再開いたします。

これほどのマイナーな作品は久しぶり。日本ではテレビ未放送、DVD未発売でありますがこれはなかなか良い映画ではないかと。

この作品はイギリス製で映画の舞台はスイス。

オープニングは雲ひとつない晴天の中、登山をする三人の男達のショット。先に登った一人が「霧が立ち込めてきて見えない、ちょっと待て、何かが近づいてくる」と言い始める。姿が見えないので残された二人が訝しんでいると上の男は悲鳴を上げながら落下してしまう。慌てた二人が命綱を引き上げてみると、残されていたのは無残にも首が引きちぎられた男の死体であった・・・

いきなり観客の度肝を抜く残酷描写(当時としては、ですが)の直後、迫力満点のスコアと共にオープニングタイトルが入ります。


画面は変わり、山岳地帯を走る汽車の中。国連の科学者アランと偶然乗り合わせた若い姉妹サラとアン。アンはスイスの山並みを眺めているうちに、突然意識を失ってアランの膝の上に倒れこんでしまいます。
実はアンにはテレパシー能力があり、山に潜む邪悪なものを察知しショック状態となってしまったのでした。
知らないはずの「首なし殺人」について語るアン。科学者アランもまた「首なし殺人」の件で友人のクレヴェット博士に呼ばれ、現場へと向かう途中なのでありました。

というわけで、役者が揃ったところで物語は本題へと突入します。

まぁ、その、あまりストーリーを追っていてもアレなんで、かいつまんで書いてしまうと

・研究所で調査を続ける博士たち。たちこめる「霧状の雲」に何か秘密がありそうだ。

・山が気になって仕方が無い様子のアン

・その後も起こる「殺人事件」

・事件に巻き込まれたと思われた男の奇跡の生還。しかしその男はすでに死んでおり、何者かによって操られていたのだ! あやうく殺されかけるアンだが、危機一髪アランに救われる。

・やがて「霧状の雲」が活動範囲を広げ、非難する村人たち

・そしてついに怪物が霧の中から姿を現し、クライマックスはホラー映画からモンスターパニック映画へ・・・

と、まぁこんなところ。

モンスターの造形やテレパシーが使えるといった設定、制作年代などを考えると安直なB級映画を連想するかもしれませんが、同時代の格安アメリカ映画と比べるとホラー要素が強く、日本で見ることができないのはちょっと勿体ない作品であると思っています。
古典と呼ぶにふさわしい作品ではあると思いますが、時代を超越するほどの「何か」があるかと言われると、正直それほどの作品とは・・・


しかし、SFでありながら古典的なホラーを思わせる霧を多用した演出と緊張感のあるストーリー展開はなかなかのもの。
美しいロケーションと可憐な女性たちの存在が作品をいくぶん上品なものにしていたように感じます。

写真で見るとモンスターの造形はちょっと安直な気もしますが、物語の独創性とあいまって、霧の中から現れた時の威圧感はかなりのものでした。


このモンスターを見ていて思い出したのですが

以前、進化論関連(だったかな?)の本で大真面目に地球外生命体の姿形を検証した記事がありました。

それによると

私たち自身が宇宙人のサンプルでもある

目が二つなのにもちゃんとした理由がある。五官などの器官は脳の近くにあるはずだ。平行進化と呼ばれる理論がどうたら。視覚などの器官も光の法則から考えて・・・

などなど様々な検証が延々と続き、そこから導き出された結果は

惑星の大きさや重力などの関係で体型に違いが生じると考えられるものの、高等生物であれば地球上の生命体とそう大差ないであろう、というもの。
異常にグロテスクであったり、SF映画で出てくるベタベタニョロニョロのものは考えにくいとの事。

高度に進化した生物ならば、目や鼻、ましてや心臓などが両足の先に付いているなどという事はありえない。非常に機能的でスマートな形態となるはずだ、という事らしいです。

確かに一つ目宇宙人がいるのなら、地球にもそんな生物がいてもおかしくないですからね・・・

というわけで

残念ながら?この映画のように目玉とか脳味噌むき出しの弱点だらけの生物は存在するハズもない、という事ですね。
想像力が豊かだったのか、知識が乏しかったせいなのか、この当時のエイリアンの造形は個性的でした。
現在こんなエイリアンをデザインしたら観客の失笑を買いそうですね。
言い方を変えればデタラメという事ですが、この時代のエイリアンやモンスターには今でも心惹かれます・・・

ところで

現在「エイリアン」というものを象徴するデザインといえば「グレータイプ」というやつでしょうか? キャラクターグッズなどを見ていても感じるのですが、いつの間にかエイリアンといえばグレータイプというのが頭に刷り込まれてしまったようです。私自身「宇宙人」と聞いても「タコ型の火星人」を連想しなくなりましたから。

もともと実際の目撃談にも「タコ型の宇宙人を見た」といった報告は無く、大昔から目撃例といえばBEMやグレータイプが多かったようですが。

大幅に話がそれたところで、あとは書くこともないのでおしまい・・・

あ、最後にこの映画の結末ですが、集団で襲ってくるモンスターの迫力は見ごたえ十分でしたが、空軍の爆弾数発であえなく撃沈。
一応地球侵略を企む異星人という設定らしいのですが、隙だらけで弱すぎ。知性ある生物というよりは山に住みついた妖怪の類にしか見えませんでした。
この結末のおかげで名作になりそこなったような気がします。中だるみもなく結末まで一気に魅せたのにちょっと残念。
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