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H・G・ウェルズとレイ・ハリーハウゼン

H・G・ウェルズといえば、思想書・エッセイなども数多く執筆し、歴史家としても多くの業績を残しているそうですが、ジュール・ヴェルヌとともに「SFの父」と呼ばれるほどSFファンには馴染みの深い人です。短編作品もよく読んだものです。ちなみに H・G は、ハーバート・ジョージと読みます。

『タイム・マシン』、『モロー博士の島』、『透明人間』、『宇宙戦争』、『月世界最初の人間』、『神々の糧』などの作品は全て映像化されています。

科学が今ほど発達していない時代に書かれたこれらの作品がハリーハウゼンの想像力を刺激したことは間違いありません。

レイ・ハリーハウゼンが映像化したのは『月世界最初の人間』のみですが、企画したものの実現しなかった作品は他にもありました。

『宇宙戦争』はホームページの方でも取り上げているように、テスト映像まで作られていたのですが、資金の都合で流れてしまったようです。

実現しなかった企画のもう一つは『神々の糧』

二人の科学者が生み出した神々の食料「ヘラクレオフォービア」。それを食べた周囲の生き物達も巨大化し・・・というお話なのですが、この企画はハリーハウゼンが描いたスケッチが残っているのみで、上の写真がそのスケッチです。

ハリーハウゼンは『神々の糧』を映像化したかったようですが、チャールズ・H・シニアがこの作品の映画化の企画がすでに売られていたという事を発見したので断念したようです。

そして、

『神々の糧』は1975年にバート・I・ゴードンによって映画化されました。何でも巨大化させてしまうことで有名な監督さんで、 巨大蟻の帝国 (1977)などもこの人の作品。昔は繰り返しテレビで放送されていたので見た事がある人も多いでしょう。

映画化された『神々の糧』の邦題は『巨大生物の島』・・・これも昔テレビでやってました。巨大ネズミの大群が出てくるアレです。この人の作品は本物の動物を使っているので結構気持ち悪かったです。ものすごい数のネズミを本当に殺して撮影したと思われるクライマックスは圧巻でしたが、今は放送できないかも。

ハリーハウゼンの作品にも『巨大生物の島』という邦題の映画がありますが、こっちはジュール・ヴェルヌの『神秘の島』が原作。ハリーハウゼンの『巨大生物の島』の解説で原作が『神々の糧』となっているのを見た事があります。やっぱり紛らわしいのですね。
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