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タイムトラベル(時間の中心への旅)

タイムトラベル(時間の中心への旅)

1967年製作、原題は JOURNEY TO THE CENTER OF TIME

過去を映し出すスクリーンの研究に参加している三人の科学者。しかし、彼らが成功したタイムトラベルは24時間以内の過去まで。業を煮やした新しいスポンサーに「24時間以内にタイムマシンを完成させない限り開発資金を打ち切る」と宣告された三人は、スポンサー立会いのもと最後の実験に挑む。焦った三人が安全の基準を超えてタイムマシンを操作した結果、彼らは「時の流れ」の中に迷い込み、5000年後の世界へとタイムスリップしてしまう。現代へ戻ろうと「時の流れ」を逆行した彼らは、今度は恐竜の支配する原始時代へと運ばれてしまう。

三人の科学者は、じーさんと、若い男性、そして恋人の女性という定番中の定番ともいえる設定。

24時間の過去までしか映し出せないスクリーンに不満たらたらのスポンサー。しかし、24時間だけでも凄い事じゃないのか?

「どうせクビならやってみろ!」という無茶の結果、タイムトラベルに成功、という設定もどこかで見たことあるなぁ・・・と思っていたら、この映画は『タイムトラベラーズ』(1964)のリメイクともいえる作品なのでした。

監督のD・L・ヒューイットは『タイムトラベラーズ』で共同原案を担当していて、今度の作品で自らメガホンをとったという事です。タイムパラドックスを描いたエンディングも同じ。冒頭とエンディングにアイデアを拝借しているものの、中盤は全く違った展開になっています。

ちなみに、一番上の写真は日本版ビデオのパッケージですが、映画にこんなシーンは全くありません。

未来と過去から2台のタイムマシンが同じ軌道で出会ってしまい、片方がそれを爆破してしまうというシーンが印象深いです。過去を映し出すスクリーンに一瞬だけ『巨大アメーバの惑星』(1959)のコウモリグモが写るのはイブ・メルキオール繋がりか? 昔テレビで何回も放送されていたので、覚えている方も結構いるかもしれません。

下の写真がそのタイムマシン。ビデオのパッケージの裏側の写真なのですが、上下が逆のまま印刷されています・・・


映画は低予算の典型のようなシーンの連続。

5000年後の未来の映像は『タイムトラベラーズ』の宇宙船のシーンの流用だし、原始時代の映像は『紀元前百万年』(1940)から拝借したもの。

何よりも、全く動かないコンピューターのセットがこの作品の低予算ぶりを物語っています・・・俳優さんたちの熱演が悲しくなるほどに。

しかし、冒頭で科学者がタイムトラベルの理論を語るシーンは本格的だし、『禁断の惑星』を思わせる電子音楽もなかなかイイ。時間旅行をテーマにした作品なので、特撮がショボいのは大きな欠点とはならないでしょう。イマジネーション溢れるアイデアで楽しませてくれる良作であると私は思います。
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