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ヤング・シャーロック/ピラミッドの謎

前回、昨日の事ですが、映画の一部にデビッド・アレンの人形アニメが登場するという理由だけで『レーザーブラスト』という作品を紹介しました。

あまりにも酷い作品を紹介してしまったので、今回は全く同じ理由でスティーヴン・スピルバーグ製作総指揮の『ヤング・シャーロック/ピラミッドの謎』(1985)を取り上げてみたいと思います。

若き日のシャーロック・ホームズとワトソンの活躍を描いた冒険映画なのですが、初の本格的CG導入作品としても知られ、ILMが特撮を担当。さすがに良く出来ているなぁ、という印象。

この映画には多くの特撮シーンがあるのですが、そのほとんどは登場人物が幻覚に襲われるシーンに集約されています。ステンドグラスの騎士は必見!

さて、本題ですが、

映画が始まってから約1時間、食いしん坊のワトソン少年が手足の生えたケーキに襲われる幻覚を見るシーンがあるのですが、このケーキ人間のアニメを担当したのがデビッド・アレンだったのです。


なんだか短編アニメかコマーシャルのワンシーンみたいですが、人形アニメがコミカルな映像に良く合っています。この映画がもう少し後に作られていたら、このシーンもCGIになっていた事でしょう。

シャーロック・ホームズの設定を借りた原作無視の娯楽映画ですが、個人的にはニコラス・ロウ演じるシャーロック・ホームズもほとんど違和感なく見れましたし、あまり原作のイメージは壊れませんでした。

これがシャーロック・ホームズの少年時代なんだ、と言われるとちょっと微妙ですが、良く知っているホームズとワトソンの冒険だからこそ、感情移入して見る事ができるとも言えます。

ちなみに、脚本家のクリス・コロンバスは『グーニーズ』の脚本も手がけていて、『ハリー・ポッター』シリーズの監督さんです。『ヤング・シャーロック』が『ハリー・ポッター』を監督するための良い勉強になったとの事。そういえば雰囲気が似ているかも。

ホームズとワトソンの出会い、トレードマークの帽子やマント、パイプなどの由来や、ホームズが生涯結婚しなかった理由が明らかになり、映画のラストでは、意外な人物が宿敵モリアーティ教授の正体だったりと、シャーロック・ホームズの原作が好きな人にも楽しめる作りになっていると思います。

あ、もしかしたら生粋の原作ファンにはそういうのが許せないかも・・・

シャーロック・ホームズの熱狂的なファン、シャーロキアンの意見を聞いてみたいものです。続編が作れそうなエンディングだったのに作られなかったという事はやはり評判はイマイチだったのか?

原作に対する愛情が感じられるか、冒涜してる、と解釈するかどうかは人それぞれだと思いますが、私にはお気に入りの一本です。
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