バート・I・ゴードン監督 通称ミスターBIG |
2009-2-14 09:04 |
1950年代には「放射能による巨大化」物のB級モンスター映画が数多く作られました。
そんな中で一際異彩を放っていたのが、バート・I・ゴードン監督。本物の生物を合成で大きく見せたモンスター映画を連発し、『ミスターBIG』と呼ばれた巨大モンスター映画の第一人者です。
というよりも、
こんな映画を長く撮り続けている監督さんが他にいない、というだけなんですけど。
上の写真の左は、初期の作品『終末の兆し』(1957)のポスターです。『放射能X』(1954)にそっくりなデザインの真ん中にいる怪物は、言われなければ絶対にそうと分からない巨大バッタ。
本物のバッタが合成されて向かってくる様子はかなりの迫力。昆虫嫌いの人にとっては下手なモンスター映画よりもよほど怖かったハズ。『吸血原子蜘蛛』(1958)のクモとか。
巨大化するのは昆虫だけではありません。
上の写真右がプルトニウム爆弾の放射線を浴びた人間が巨大化する『戦慄!プルトニウム人間』(1957)。その続編で、行方不明となっていたプルトニウム人間が実は生きていた、という『巨人獣』(1958)は微妙な体型のオヤジがもっさりとした動きで登場。ビキニ姿の女の子が巨大化して水着が取れるシーンが印象的な『巨人の村』(1965)というのもありました。
1970年代は動物パニック映画がブームでした。というわけで、バート・I・ゴードン監督は再び巨大モンスター映画を撮ります。50年代と全く変わらない手法で!
『巨大生物の島』(1976)は以前にもブログでちょっと書きましたが、H・G・ウェルズの『神々の糧』を原作としたパニック映画。最後のネズミ惨殺シーンは強烈でした・・・昔はテレビで放送されていましたけど、現在ではこんなの撮影できませんね。この映画だったかな、巨大な芋虫が出てきたのは? 原作は何処へ・・・
テレビでよく放送されていたと言えば、『巨大蟻の帝国』(1977)。合成で巨大化した蟻はかなりの迫力でしたが、人を襲うシーンなどのアップは動きの無いハリボテで撮影されるという絵に描いたようなB級作品。
ほとんどの作品がゲテモノ映画と言ってもいいような作品ばかりですが、子供の頃には、結構たのしませてもらいました。DVD化されている作品が少ないので再見するのが難しいのですが、また見てみたいものです。
今回は巨大化物に絞って書いてみましたが、バート・I・ゴードン監督は決して巨大生物の映画ばかり撮影していたわけではなく、1960年代にはホラーとかファンタジーを撮っていました。結構楽しめる作品もあるので、そのうち書いてみようかと・・・気が向いたらですけど。
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