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原子人間

『原子人間』(1955)はクォーターマス博士を主人公にしたTVシリーズを、ハマー・プロが映画化権を買い取って製作した作品で世界的なヒットを記録。
ホラー映画のイメージが強いハマー・プロですが、この作品の成功でSFにも力を入れるようになり、「クォーターマス」シリーズでは『宇宙からの侵略生物』(1957)と『火星人地球大襲撃』(1967)と二本の続編も製作されました。

人類初の有人ロケットが突如地球に帰還し、ある村に墜落するところから映画は始まります。

三人の乗組員のうち生存者は一人で、他の二名は宇宙船から姿を消していた。
ロケット開発の責任者であるクォーターマス博士が調査に乗り出すが、生き残った宇宙飛行士の姿は次第に怪物へと変化していく。
彼の体には、未知の宇宙生物が寄生していたのだった・・・

未知の生物が体に付着し、地球に帰還。それが怪物に変化して地球が大ピンチ、というパターンは多くの映画に見られるありがちなストーリーと思われそうですが、この作品が作られた1955年当時としては斬新なものだったと思われます。この作品が後の同じパターンの映画のフォーマットになったと考えるのが正解かもしれません。

しかし、特撮に関しては低予算丸出し。

クライマックスとなるウェストミンスター寺院でのシーンではも、タコのように変化した怪物が姿を現すのですが、特に大暴れするわけでもなくゆらゆらと動くだけで、最後は意外と地味に殺されてしまうという・・・

この映画、明らかに特撮などのビジュアル面を楽しむ映画ではありません。優れたサスペンスとストーリーを堪能すべきでしょう。


個人的に好きなシーンその一

乗組員の唯一の生存者であるヴィクターを演じたリチャード・ワーズワースの演技。骨と皮膚が日々変化していく様子の特殊メイクは秀逸でした。

その二

主人公クォーターマス博士を演じたブライアン・ドンレヴィの演技、というか、この作品でのクォーターマス博士の人格。実験を失敗しようが、怪我した男の妻に責められようが、警察に追及されようが全くめげない。気持ちいいほど堂々とした演技。自らの実験の失敗から怪物を生み出し、多大な犠牲を出したにも関わらず、「実験再開だ」の一言を残して現場を立ち去る後姿の頼もしい事! でも見る人によっては腹立つんだろうなぁ・・・

その三

事態を重く見た政府が、ウェストミンスター寺院からのテレビ放送を通じて国民に警告を発する場面。

テレビ放送中に死体が映し出されるという緊急事態が発生。そして寺院に現れた怪物を偶然TVカメラが捉えてしまう。皆が見守る中、TVカメラを通して怪物がその全貌を現す、というゾクゾクするようなサスペンスは見ごたえあり。

この素晴らしい演出に私はマジで感動しました。

低予算だからって、この作品を他の1950年代のB級作品と一緒にしてはいけません。SFファンならは絶対に抑えておきたい一本です!

最後に、「クォーターマス」シリーズの第二作目『宇宙からの侵略生物』についてちょっと。


前作とほぼ同じメンバーで製作された作品で、内容は侵略物SF。

取り付かれた人々は意識を支配され、助けを求めて駆け込んだ警察の警視総監までもがいつの間にかエイリアンに・・・って、これはほとんど『ボディ・スナッチャー』と一緒じゃないですか。

監督のヴァル・ゲストは『ボディ・スナッチャー』の存在も知らなかったって言ってますが、真相はどうなんでしょう?

でもまぁ、面白いです。サスペンス性は前作以上、とだけ言っておきましょう。

第三作目の『火星人地球大襲撃』についてはそのうちに・・・
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