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未来世界

『未来世界』(1976)は名作『ウエストワールド』(1973)の続編

ロボットの反乱事件により閉鎖していた巨大レジャーランド「デロス」が、未来世界(フューチャーワールド)を加えて新たにオープンした。ある事件をきっかけに、なにやら陰謀めいたものを感じた敏腕記者のチャックは、女流キャスターのトレーシーと共に「デロス」に向かう。そこでは招待された世界中の要人を本人そっくりののロボットとすり替え、世界を牛耳ろうとする博士達の恐るべき陰謀が進行しつつあった。真実を知ったチャックとトレーシーは「デロス」からの脱出を試みる。秘密を知られた博士達は、それを阻止すべく彼ら二人のクローン人間を送り込み、本物対クローン人間の死闘が始まった・・・

昔見た時は面白かったのにしばらく経って再見したら全く印象が違っていた」という経験は誰にでもあると思うのですが、私にとってこの映画はまさにそのような作品。

そもそも『ウエストワールド』の続編であるという事も知らず、全く別の作品として見ていた訳で、先に見たのも『未来世界』の方だったと記憶しています。

昔テレビで見た時は、エンディングも含め私にとってはかなり印象的な作品となりました。本物対ニセモノって単純に面白かったですしね。

ところが『ウエストワールド』の続編というのを念頭において見てみると、これがイマイチ乗れないというか、悪くない映画だとは思っているんですけど・・・


まず第一に

わずか三年後にデロス再開、という設定に無理があるような気がしてしまいます。

そんなに早く再開できるの?

あれほどの事件があったのに何故そんなに無邪気に楽しめるの?

とか、どうしても考えちゃいます。

さらに

クローン人間ってそんなに従順なのかなぁ?

とか

クローンを作った時点で主人公を生かしておいたのは何故? とか、

あ、これは殺してしまったら映画が成立しなくなってしまうので仕方がないですね。

前作よりも話が壮大になった分だけ、余計に粗が目立つような気がします。

オペレーターが全てロボットだったり、精巧なロボットばかりでなく、クローン人間を製造する技術まで持っているという・・・

視聴者に「いくらなんでもありえない」と思わせてしまったらダメでしょう? 小説だったら完全に失格ですけど、映画ならOKですかね・・・?

これほど重大な秘密があるにも関わらず警備が甘すぎで、主人公達の侵入を容易に許してしまうのもマイナス。

もうちょっと先の未来の話にしておけば印象も変わったのかもしれませんけど・・・

登場するロボット達にしても「人間と区別がつかないロボット」ではなく、どーしても「ロボットのフリをしている人間」に見えてしまうのには困ってしまいました。

前作でのユル・ブリンナーは本当に凄かった・・・

さらにさらに

何かの冗談としか思えない東洋人とのチャンバラシーンや、前作でガンマンロボットを演じたユル・ブリンナーの登場シーンなどはほとんどが茶番に見えて仕方がなかったです(苦笑)
悪夢的な感覚を演出したかったのか、何かシュールな映像でも造りたかったのか・・・?


このユル・ブリンナーの顔 (-_-;)
どうしても出演しなければいけなかったのでしょうか・・・?

そして、この映画のクライマックスとなる本物の人間対ニセモノの人間

当然勝つのは本物の人間なのですが

それまで、大汗かきながら必死の形相で逃げ回っていた本物が、勝ったとたんニヒルに微笑んでその場を立ち去る・・・

いかにも「本物は殺されてしまいました」と思わせるこの演出が、ちょっとわざとらしくて苦笑してしまいました。

そこそこ楽しんだ作品の割には批判が多いなぁ、と反省。

『続編』というのを意識しすぎかも?

設定自体は面白いのですが、脚本やストーリーがちょっと稚拙かなぁ、というのが素直な感想でもあります。こっちにはマイケル・クライトンは関わっていなかったのですかね?

でも

スケール感はなかなかのものだったし、セットなどは前回を上回る規模で見ごたえがありました。
チャックが廃墟になった西部世界を探索するシーンなどは、「続編」と知ったからこそワクワクできたのだと思います。

個人的に一番の見どころだったのは

ヒロインを演じたブライス・ダナー(*・・*)


この女優さん、特別美人だとかセクシーというわけでもないと思うのですが、『刑事コロンボ/黒のエチュード 』(1972)で犯人の奥さんを演じているのを見て「かわいいなぁ」ってずっと思っていたので、この作品でもずっとこの人ばっかり見てました。

そういえば、『宇宙人ポール』(2010)で元気なところを見せてくれてましたね。

ここでは書きませんけど『宇宙人ポール』はすっごく楽しかった・・・

話を戻して

映画のエンディングですが

「デロス」内で主人公二人の味方となった技師のハリー(本物の人間)

相棒のロボットが何か鍵を握っているのかと思いきや、カードの相手をしているだけで出番はおしまい。ハリーもニセモノのチャックにあっさりと殺されてしまいました。

先に書いたようにクライマックスは本物対ニセモノの対決で、殺されたと思われた本物がデロスからの脱出に成功。

秘密を知った本物の人間を逃してしまったので、いずれ真相が暴かれデロスは滅ぶだろう、というのを匂わせた時点で映画は終了します。


電車に乗り込む直前のピーター・フォンダの勝ち誇ったポーズ。最初に見た時は痛快でしたねこのエンディング。

でも、現在は

デロスを作り上げたほどの組織力なら、電車内でチャックを捕らえる事ぐらい簡単なんじゃあないかなぁ・・・なんて、微妙な余韻を残すのみであります・・・
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